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脳挫傷

脳挫傷の鍼灸治療

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脳挫傷について

脳挫傷後遺症の治療前|脳挫傷後遺症の治療結果 治療前 
脳挫傷後遺症の治療後|脳挫傷後遺症の治療結果 治療後

脳挫傷とは、外力で、脳に断裂、むくみ、小出血などの損傷が生じた状態です。
脳挫傷の原因は約7割が自動車事故で、その他に自宅での転倒、暴行、スポーツやレクリエーション活動中の事故、職場での機械操作中の事故などがあります。
脳挫傷はある程度の出血を伴い、出血が塊になって血腫をつくれば、その部位に応じた病名(外傷性脳内血腫など)もつきます。 脳挫傷は、脳しんとうよりも重症です。脳挫傷は、強く殴られた場合のような衝撃によって、突然脳が加速されたり、頭が動いているときに固定したものにぶつかって急に減速されることによって起こります。脳は衝撃を受けた側と、頭蓋内の反対側の部位にダメージを受けます。加速と減速による外傷は「クー」と「コントルクー」とも呼ばれます。脳挫傷は、打撲部位と反対側の脳挫傷を来すこともあります。多くは時間とともに出血や壊死部が融合増大して、二次的に脳内血腫となります。また挫滅創周囲に著明な脳浮腫が形成され、24ー48時間後に浮腫は著明となり、これが脳挫傷をさらに悪化させます。意識障害・嘔吐・運動麻痺・痙攣発作などの症状が現れ、たとえ治療したとしても様々な後遺症の残る場合もあり、最悪の場合は死に至ります。

脳挫傷の原因

脳挫傷は脳の表面か深部かを問わず、脳組織の挫滅により出血と壊死がみられる構造破壊の形態を示します。
脳挫傷の原因は約7割が自動車事故で、その他に自宅での転倒、暴行、スポーツやレクリエーション活動中の事故、職場での機械操作中の事故などがあります。

脳挫傷の症状

脳挫傷は、脳の物理的なダメージは最小でも起こることがあり、ほとんど症状が現れません。
脳挫傷では、脳内出血などを併発する場合も多いです。運動麻痺・嘔吐・意識障害・痙攣発作などの症状が起き、たとえ治療したとしても半身麻痺・視力障害・失語など後遺症の残る場合もあり、最悪の場合は死に至ります。
脳挫傷からの出血と、挫傷部とその周囲の脳がむくんでくる(脳浮腫)ため、頭蓋骨の内側の圧が高まり(頭蓋内圧亢進)、激しい頭痛、嘔吐、意識障害が現れます。  脳挫傷の局所の症状として、半身の麻痺(片麻痺)、半身の感覚障害、言語障害、けいれん発作などが現れることもあります。  多量の血腫ができた場合や、脳浮腫による圧迫で脳ヘルニアの状態にまで進行すると、深部にある生命維持中枢(脳幹)が侵され、最終的には死に至ります。  脳挫傷からの出血によって脳内血腫をつくる場合は、受傷直後に症状が現れることがほとんどですが、高齢者では遅れて血腫が増大することがあるので注意が必要です。

脳挫傷の検査と診断

脳挫傷は頭部CTで、脳挫傷からの出血と脳浮腫の混じりあった像を示します。CTで出血は白く(高吸収域)、脳浮腫はやや黒く(低吸収域)映るので、典型的には高吸収域と低吸収域が混在した塩コショウ様あるいは霜降り様と呼ばれる所見を示します。
転落、暴力、交通事故などによる頭部の打撲が原因で、脳に肉眼的に識別できるような裂けを伴う創傷が生じていると診断されます。

脳挫傷後遺症

脳挫傷のあとに起こってくるさまざまな障害を、ひとまとめにして脳挫傷後遺症といいます。これは便宜上2つの群に分けられます。1つは、脳の損傷によって直接起こった症状で、障害部位により片まひ、言語障害、視力障害、聴力障害、外傷性てんかんなど多彩です。
他の1つは、見かけ上または検査所見上、客観的に一応正常であるのに、頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り、手足のしびれ、不眠、精力減退、集中力低下や情緒の不安定など、自律神経失調症ないしは更年期にみられるいわゆる不定愁訴があらわれてくる場合です。
客観的にはっきりした身体症状については鍼灸治療します。

外傷後てんかんは、重度の脳挫傷による脳の損傷後、数カ月から数年で(通常は4年以内)起こります。けいれん発作は、脳まで貫通した重症の脳挫傷では約70%、脳まで達しなかった場合は約5〜30%で起こります。症状は、けいれん発作が脳のどの領域に由来するかによって異なります。前頭葉で発作が起きた場合は、体の反対側の腕や脚の筋肉がけいれんします。

小児の脳挫傷

脳挫傷の多くは軽症で、小児の場合はほとんどが完全に回復します。しかし、米国では毎年100万人近い小児が脳挫傷を起こし、約16万5000人もが入院治療を受けています。入院した小児の約20人に1人が死亡し、また約10人に1人の割合で中等度から重度の長期に及ぶ合併症が起こります。
脳挫傷が最も多い年齢層は、1歳未満の乳児と15歳以上のティーンエイジャーで、少年の受傷率は少女の2倍にもなります。重症の脳挫傷は、自動車と自転車の事故によるものが多く、一方、軽症の脳挫傷は、家の中や近所での転倒によって起きています。高層アパートに住んでいる小児に、高所からの墜落による死亡が多くみられますが、これは防ぐことができるものです。米国では、乳児の脳挫傷の3分の2近くは、虐待によって起きています。
頭痛は、たとえ軽い脳挫傷でも起こります。緊急の診察を要するのは、脳機能の悪化を示す症状が起きているときです。
乳児では、頭蓋骨骨折により脳を覆っている膜が突出したままになって、髄液がたまって袋状になる成長骨折が起こります。この袋は3〜6週間かけて生じますが、これにより頭蓋骨骨折が初めて確認できることもあります。
重症の脳挫傷によって脳の発育が障害されると、身体的、知的、精神的な発達が妨げられます。合併症には、外傷の直前に起きた出来事の記憶を失う(逆行性健忘症)、行動の変化、情緒不安定、睡眠障害、知的能力の低下などがあります。重症の外傷で24時間以上意識がない場合、その50%は長期の合併症があり、2〜5%は重度の身体障害が残ります。幼い小児、特に乳児では、年長の小児よりも重症の脳挫傷で死亡する危険性が高くなります。
重度の脳挫傷の受傷後1週間の間に、5歳以上の小児の約5%と、5歳未満の約10%にてんかん発作が起こります。受傷後すぐに発作が始まるケースの方が、7日以上たってから起こるケースよりも、けいれん性疾患が後々まで残る可能性は少なくなります。
重症ですが比較的まれな合併症が、頭蓋内出血と血腫です。硬膜外血腫が生じると、年少の小児では数分から数時間にわたって徐々に意識が失われる傾向がありますが、一方、成人では症状が遅れて現れます。脳挫傷の乳児を揺すると、しんとう乳児症候群と呼ばれる状態を引き起こし、眼球の奥に出血する網膜出血をもたらします。

軽い脳挫傷の小児は、ほとんどが帰宅します。両親には、小児の嘔吐が長びいたり、眠気が増したりしないかを観察するように指示がなされます。夜は、小児をずっと起こしている必要はありませんが、医師の指示に従って、たとえば2〜4時間おきに起こして目覚めるかどうかを確かめる必要があります。中には入院して様子をみることが必要な場合もあります。該当するのは、眠気、意識消失(短時間でも)、しびれ、筋力低下、左右の瞳孔の大きさが異なる、けいれん発作、特定のタイプの頭蓋骨骨折(たとえば後頭部の骨折)などです。小児の頭蓋骨骨折の場合、脳の損傷を示す証拠がなければ必ず入院するとは限りません。それとは対照的に、乳児の頭蓋骨骨折で、特に陥没骨折の場合は、ほぼ必ず入院して観察します。また、虐待の疑いがある場合も病院に留めおかれます。

 

脳挫傷の西洋医学治療

脳挫傷の西洋医学治療には、血腫を伴わなければ、頭蓋内圧亢進に対する脳圧降下薬(グリセオールやマンニトール)の点滴注射が行われます。頭蓋内圧亢進に対する特殊な治療法としてバルビツレート療法や低体温療法がありますが、副作用も大きいため、適応は慎重に判断されます。頭蓋骨を外す外減圧術(がいげんあつじゅつ)が行われる場合もあります。

脳挫傷鍼灸治療法

脳挫傷鍼灸治療症例と臨床経験

脳挫傷鍼灸治療症例:鍼灸治療の対象は、主に脳挫傷後遺症です。したがって、片まひ、言語障害、視力障害、聴力障害、外傷性てんかんや自律神経失調症が対象になります。片まひは「脳梗塞、脳卒中後遺症の鍼灸治療」の章に、言語障害は「発声障害、構音障害(失声症、失語症、嗄声)の鍼灸治療」の章に、聴力障害は「脳挫傷の鍼灸治療」の章に外傷性てんかんは「癲癇の鍼灸治療」の章に自律神経失調症は「自律神経失調症の鍼灸治療」の章に、それぞれ記述がありますので、ご参考になってください。

脳挫傷鍼灸臨床経験:当鍼灸院では、多く脳挫傷患者の症状を回復させてきました。今も多くの脳挫傷患者が通っていらっしゃいます。脳挫傷患者の一人一人の症状に合わせて、当鍼灸院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療の結果、脳挫傷患者の回復と予後はかなり良好です。多くの脳挫傷患者は普通の生活に戻ることが可能になりました。
脳挫傷後遺症の鍼灸治療は、一般的なリハビリより、 回復の程度がよく、全快した人が多いです。

脳挫傷患者の質問

脳挫傷患者BU様

[ 症状、ご相談内容 ] :
交通事故にあり、今まで病院でリハビリをしてきましたが、あまり変わらず今になります。症状は、脳挫傷、てんかんです。 よくなってもらいたいです。

当院の返事:
当院が開発した特殊な治療法で、治った脳挫傷の方がたくさん いらっしゃいますので、心配ないと思います。

患者の返事:
脳挫傷の原因|脳挫傷【神経疾患】 脳挫傷の治療をしていただき、有難うございます。
昨日、病院でもう一度耳を調べてもらったところ、
脳波が正常に戻りました。
こんなに早く効果得られたのは思いませんでした。
大変感謝いたします。
健康管理のため、
これからも定期的に鍼灸治療を受けてみたいと思っておりますので。 宜しくお願いいたします。
ありがとうございます。

脳挫傷患者U様

[ 症状、ご相談内容 ] :
転んで左側頭部脳挫傷、頭蓋骨骨折しました。怪我をしてから言葉の理解がしにくく自分でも言いたい言葉が出なくて頭 が回らずスッキリしません。頭のモヤモヤが治って 言葉の理解力や回転が良くなる事はありますか?

脳挫傷患者様

[ 症状、ご相談内容 ] :
脳挫傷に2週間前に自転車で転んでなり、意識は、戻ったのですが、会話も余り出来ず、体も自分で動かしたりはできません。寝たき りよりは、少しましな感じですが。記憶も今の話もちゃんとできません。68歳です。これからリハビリをしてていく予定ですが、回復の見 込みはあるでしょうか、年齢的にに高齢なので。自分で生活できるように回復して欲しいです、何かアドバイスをお願いします

脳挫傷患者P様

[ 症状、ご相談内容 ] :
暴行を受け、脳挫傷、外傷性くもまっか出血、頭蓋骨骨折になり10日間入院しました。宜しくお願いします。

脳挫傷患者の治療相談

脳挫傷患者U様

[ 症状、ご相談内容 ] :
昨年末にバイク事故に合い、前頭葉脳挫傷と診断されました。治療方法はありますでしょうか?
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