前列腺がん
前列腺がんとは、前列腺組織に発生する悪性腫瘍です。
前列腺がんは、前立腺の細胞が正常の細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。遺伝子の異常が原因といわれていますが、正常細胞がなぜがん化するのかまだ十分に解明されていないです。
前立腺がんは前立腺の外側の腺上皮から発生する率が高く、初期にはほとんど症状がありません。がんが大きくなって尿道が圧迫されると、尿が出にくい、尿の回数が多い、排尿後に尿が残った感じがする、夜間の尿の回数が多いなど、前立腺肥大症と同じ症状が現れます。
立腺癌の罹患率は国別や人種差が大きく、日本では人口10万人あたりの男性が1年間に前立腺癌にかかる人数は全年齢を合わせると10人程度で癌死亡の部位別順位では10位前後です。
前立腺がんの確立したリスク要因は、年齢(高齢者)、人種(黒人)、前立腺がん家族歴とされています。前立腺癌の危険因子として考えられているのは脂肪の多量摂取、肥満などです。他の癌のように喫煙との関係は否定的な報告が多いようです。また飲酒との関係も明らかではありません。
前列腺がんの早期に特有の症状はありません。あるとしてもその多くは前立腺肥大症に伴う症状です。排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多い)、残尿感(排尿後、尿が出切らないで残った感じがする)、夜間多尿、尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)、下腹部不快感などです。
一般的な前列腺がんのスクリーニング検査としては、問診、触診、軟X線乳房撮影、超音波検査等が実施されます。臨床的に前列腺がん疑いがありますと、MRIおよび細胞診や生検が実施され病理学的診断により癌であるかどうか判別されます。細胞診や針生検で前列腺がん診断が困難な場合には、超音波またはマンモグラフィーを取る機械を用いたマンモトーム生検が行われることもあります。
前列腺がんの診断には、PSA値あるいは直腸診、経直腸的前立腺超音波検査により前立腺がんの疑いがある場合、年齢も考慮しながら最終的な診断を行うために前立腺生検が実施されます。
前列腺がん、他の癌と比べると比較的その進行は遅く、またホルモン療法が有効なため、比較的予後のいい癌といえます。
前列腺がんに対する針灸治療は、中国でも盛んに行っています。中国政府は針灸、漢方のがんに対する治療効果を重視し、多額な資金を投入し、多くの研究成果を上げています。カンボウジアのシアヌーク国王が1979年頃にガンを罹患し、西洋医学医に余命があと半年しかないと宣告され、中国政府に治療を求めました。中国政府は針灸、漢方医療チームを結成し、シアヌーク国王の治療に当てました。その後、シアヌーク国王が30年も生きられ、91才まで生きられました。
西洋医学的な治療では、さまざまな副作用があります。このため、当院は二十年数前から前列腺がんの針灸治療を取り組んできました。最新のがん研究情報に基づき、病院の西洋医学的な治療と平行に東洋医学の針灸治療を取り入れ、前列腺がんの治療成績を向上し、手術療法・放射線療法・化学療法などの副作用・後遺症を減らせることができました。
前列腺がん鍼灸(針灸)治療:前列腺がん患者さん205名、取穴:会陰、肺兪、心兪、屋翳、足三里、天宗、肩井、腎兪、肝兪、太沖、三陰交。電気ハリ、お灸。
前列腺がん鍼灸(針灸)臨床経験: 当針灸院(鍼灸院)では、多くの前列腺がん患者の症状を回復させてきました。今も多くの前列腺がん患者が通っていらっしゃいます。前列腺がん患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの前列腺がん患者は正常な生活を送ることができるようになりました。
西洋医学的な治療の癌(がん)に対する治療は、がん細胞のみならず、同時に正常な細胞も障害を受けることは避けられませんので、副作用・後遺症を伴います。前列腺がんも同様です。そのため副作用も強くあらわれることがあります。針灸の併用治療で、後遺症と副作用を減軽することができます。
また、針灸治療によって、免疫機能が強化され、自分の持っている回復力を利用して、癌細胞の繁殖を抑制し、生存率を高めることができます。
針灸治療によって、免疫機能が強化され、自分の持っている回復力を利用して、癌細胞の増殖を抑制すると考えられます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
症状前立腺がんPSA 180ホルモン治療中
薬が効かなくなっています。抗がん剤治療は避けたく
自己免疫力で治せないものか、いろいろ調べています。
[ 症状、ご相談内容 ] :
前立腺がんPSA 180ホルモン治療中
薬が効かなくなっています。抗がん剤治療は避けたく
自己免疫力で治せないものか、いろいろ調べています。
[ 症状、ご相談内容 ] :
2月6日に前立腺ガンと診断されました。
低分化ガンのグリソンスコア8の進行がんです。
今のところ転移はなく、限局ガンのため手術を勧められましたが、どうしても手術に踏み切れずにいます。
現在は、東京銀座クリニックの福田先生という方に処方していただいている薬を飲み、PSA5~7の間で留まり、3ヶ月毎にPSAをはかり
様子を見て見ている状態です。
この状態ですと、いずれ数値が上がるかもしれないと思い、同時進行で何か出来ないかと調べていたところ、こちらのホームページを見つ
けご連絡させていただきました。
一度診察をお受けしたいのですが、お電話させていただいた方がよろしいでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますがお返事いただけると幸いです。
宜しくお願いいたします。