骨粗鬆症
骨粗鬆症とは、骨形成速度よりも骨吸収速度が高いことにより、骨に小さな穴が多発する状態です。
骨粗鬆症は石灰化の異常を伴わない骨量の減少で骨が弱くなります。
骨の石灰化量と基質量の比は変化しませんが、いずれも減少します。骨粗鬆症の症状はさまざまです。
背中が曲がることに現れる骨の変形、骨性の痛み、さらに骨折となります。骨折は一般に強い外力が加わった場合に起こりますが、骨粗鬆症においては、日常生活程度の負荷によって骨折を引き起こします。骨折による痛みや障害はもちろん、大腿骨や股関節の骨折はいわゆる高齢者の寝たきりにつながり、生活の質 (QOL) を著しく低くします。
骨粗鬆症は、中年以降に見られ、患者の8割は女性です。日本においては1000万人、アメリカ合衆国では3000万人に骨粗鬆症の症状が現れています。
当院の骨粗鬆症の治療目的は、骨粗鬆症患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと骨粗鬆症の完全な回復までの時間を短縮することです。
骨粗鬆症の治療は、西洋医学以外に東洋医学の針灸治療があります。当院長は骨粗鬆症患者の期待に応えるため、25年間、骨粗鬆症の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。
特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の75%は経過がよいと考えられます。
当院の治療方法は骨粗鬆症の原因に応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして骨粗鬆症の治癒は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
骨粗鬆症の鍼灸治療症例:骨粗鬆症患者550名,年令は61歳から88歳まで。鍼灸取穴:両側の腰眼、大腸兪、腎兪、委中、崑崙。女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を増やす取穴:足三里、三陰交、中脘、中極、合穀、曲池、大椎、風池。電気針、20分間後、吸い玉20分間。
骨粗鬆症の鍼灸臨床経験:骨粗鬆症の鍼灸治療では、欧米でも、人気が高く、年間百万の骨粗鬆症患者が鍼灸治療を受けています。
薬物治療によって骨量が増加する可能性は少ないです、対症療法に過ぎないです。これに対して、鍼灸では骨量を増加しますので、根本的な治療が期待できます。
当院独自開発した【骨髄透穴針】治療法:腰部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ骨組織を回復する仕組みです。
1.【骨髄透穴針】:特殊なツボにハリをうちます
2.ハリに微弱電流を流します
3.骨の血流量が増え、血清カルシウム、リンを増やします
4.「確率共鳴」という現象が起き、造骨細胞を活発化させます
5.女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を増やします。
【実際様子と流れ】
1.当院独自開発した【骨髄透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に
生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
骨粗鬆症の主要因として知られる性ホルモン・加齢を含め、複合的に発生します。人種、体型、運動、喫煙、食事、アルコール摂取などが骨粗鬆症の要因として知られ、人種ではアフリカ系が骨粗鬆症を発症しにくいです。運動の習慣がなくやせた体型、低い身長は危険因子の一つで、骨形成に欠かせないカルシウムを不足させる動物性たんぱく過多の食事、ビタミンDの不足した食事、カフェインのとりすぎ、過剰なアルコール摂取は、食餌面における危険因子となります。
骨量は生理的に年齢とともに減少し、特に女性では閉経以後は急速に骨量が減少してゆきます。これは女性ホルモンが骨量の維持にはたらいているからです。また糖質ステロイド、甲状腺ホルモンの過剰は骨からのカルシウム放出が増加するために骨粗鬆症が起きやすくなります。
骨粗鬆症は大きく原発性骨粗鬆症と続発性骨粗鬆症に分けられます。
骨粗鬆症の症状としては骨折に伴う腰痛や骨痛がおもなもので、脊椎骨の圧迫骨折、大腿頸部骨折、前腕骨の骨折がよくみられます。脊椎骨の圧迫骨折が起きると身長は低くなり、高齢者に時にみられるように背中が曲がってしまいます。
骨粗鬆症の検査は骨塩定量法、X線、超音波などが用いられています。一般病院ではかかとの骨量を測定する検査が普及しています。骨粗鬆症の診断は症状と骨のX線写真によります。血液中のカルシウムやリンには通常変化はみられません。
骨粗鬆症の治療方法は性別によって異なります。女性骨粗鬆症は、破骨細胞の活動を抑制するビスフォスフォネート系薬剤(第2世代薬アレンドロネートなど)、活性型ビタミンD、ビタミンK、カルシウム製剤の投与や、SERM・エストロゲンの投与が行われます。男性骨粗鬆症はビスフォスフォネート、ビタミンD、ビタミンK、カルシウム製剤のみです。しかし、エストロゲンの投与は乳癌の発生率を高める副作用があります。
骨粗鬆症の治療は原因によって異なりますが、薬の治療によって骨量が増加する可能性は少ないですので、針治療をお勧めします。骨粗鬆症の場合、大切なことは予防で、カルシウムを1日に500mg以上を摂取し、適度な運動を続けることが大切です。
骨粗鬆症を予防するには、これらの要因を除去する事、具体的には発症前の運動と食物の内容が重要です。
骨粗鬆症患者の性ホルモンの分泌を増やし、カルシウムの吸収を増やし、骨の再生を促進し、骨量が増加します。
第3腰椎のCT | |
鍼灸治療前の骨粗鬆症 | 鍼灸治療後の写真 |
前腕のCT | |
鍼灸治療前の骨粗鬆症 | 鍼灸治療後の写真 |
[ 症状、ご相談内容 ] :
5年ほど前からL1破裂骨折と仙骨骨折で手術、リハビリ病院も含め6ヶ月入院。車椅子に乗れるようになればベストとされたが、骨粗鬆症になってしまい、1週間に一度の割合で、骨粗相症の薬1錠と、毎晩寝る前に不安を取り除く薬を1錠服用しています。
通院は可能ですが、鍼灸治療での改善は可能でしょうか?
当院の返事:
当院が開発した特殊な治療法で、治った方がたくさん
いらっしゃいますので、心配ないと思います。
何回ぐらい治療すれば、完治するかは、診察してみないと
分かりませんので、一度お電話予約した上、ご来院ください。
患者様の返信:
お陰様で13回の治療で骨粗鬆症の症状が劇的に減りました。
長年苦しんでた骨粗鬆症が治るかどうが不安で一杯でしたが、こんなに早く改善されるとは思いもしませんでした。
ありがとうございます。明日もお伺いしますので、どうぞよろしくお願いします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
骨粗しょう症と診断されました。鍼灸治療が対応していますか。