膝関節症
膝関節症とは、関節の中に炎症が起こる状態で、関節の炎症を伴う疾病の総称です。
膝関節症は症状の軽いものから、重いものまでさまざまです。膝関節症症状には局所症状と全身症状があり、局所症状としては発赤、腫脹、圧痛、こわばり、可動域制限などがあり、全身症状としては発熱、全身倦怠感、体重減少などがあります。
膝関節症と関節周囲炎の区別としては、膝関節症の場合は他動的に動かしても関節痛が認められ、どの方向に動かしても痛みがあるという特徴があります。腱鞘炎の場合、自分で動かすと痛いが他動的に動かすと痛みを感じないです。
当針灸院(鍼灸院)の膝関節症の目的は、膝関節症の回復程度を高めることと膝関節症が完治するまでの時間の短縮することです。
多くの西洋医学治療で回復できない膝関節症患者さんの期待に応えるため、当針灸院(鍼灸院)が30年間、膝関節症の治療に力を入れて、臨床経験を重ねた結果、独自な電気ハリ【関節透穴針】を考案いたしました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の90%は経過がよいと考えられます。
膝関節症の原因が多様なため、当針灸院(鍼灸院)の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリ灸で、最大限の効果を引き出しています。膝関節症の回復は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
膝関節症の鍼灸治療症例:膝関節症患者960名、【関節透穴針】膝関節―膝眼、委中、足三里、陽陵泉,足首、足指関節―太沖、解溪、昆明、丘虚,頚椎関節―風池、風府、大椎,腰関節―腎兪、大腸兪、命門。電気針。
膝関節症の鍼灸臨床経験:当針灸院(鍼灸院)では、多くの膝関節症患者の症状を回復させてきました。今も多くの膝関節症患者が通っていらっしゃいます。膝関節症患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、膝関節症患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数の膝関節症患者は正常の生活に戻ることが可能になりました。
膝関節症の原因治療が必要です。化膿性膝関節症と結核性膝関節症には早急に抗生物質治療が必要です。他の膝関節症の治療は鍼灸の効果がかなり理想的です。特に関節痛に早期の鎮痛効果が得られます。
当院独自開発した【関節透穴針】治療法:関節部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ関節組織を改善する仕組みです。
1.【関節透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.関節動脈の血流量が増え、関節への血流供給が増え、損傷した関節組織を修復します。
4.関節内の免疫細胞の増加で、消炎効果が得られます。
5.脳のモルヒネをも増やします。これら物質の作用によって、鎮痛効果が得られます。
6.血液中のカルシウムやニンの量を増やし、軟骨の成長と発育を促進し、破壊した関節内の軟骨を修復します。
1.当院独自開発した【関節透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に
生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
膝関節症の原因には細菌感染、免疫異常、変形などがあります。
化膿性炎症を起こしている関節が、激しく痛みます。痛みのために関節を自由に動かす事も出来ません。感染性膝関節症のリスクがあるのは、関節リウマチ、変形性関節症、外傷(外傷性膝関節症)などで関節に異常のある人が、血流に感染を起こした場合などです。たとえば、肺炎や敗血症のある高齢者が転倒して手首を痛め、関節内への出血が起こると、感染性膝関節症を発症することがあります。 膝関節症原因菌(主に細菌)は通常は血流を介して関節内に入りこみますが、手術、注射、外傷によって直接関節内に入り感染することもあります。多種多様な細菌によってこの感染症は起こりますが、年齢によって感染しやすい細菌があります。ブドウ球菌やグラム陰性桿菌のような細菌は乳児や年少児に感染しやすいのに対して、年長児や成人では淋菌(りんきん)、ブドウ球菌、レンサ球菌の感染を起こしやすい傾向があります。ライム病や梅毒を引き起こすスピロヘータと呼ばれる細菌も関節に感染することがあります。 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)やパルボウイルス、風疹、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、B型肝炎の原因ウイルスなどは、年齢を問わず関節への感染を起こすことがあります。慢性感染性膝関節症はゆっくりと進行し、その多くは結核菌や真菌の感染が原因で起こります。
化膿性膝関節症の症状:関節は赤く腫れ、熱をもちます。全身が発熱したり、からだがだるくなることもあります。炎症を起こした関節では、関節内に液がにじみ出て多量にたまった状態になります。これを関節水腫といいます。化膿性膝関節症では膿が混じっています。
乳児では発熱、疼痛があり、ぐずりがちになります。乳児は一般に感染した関節を動かさなくなりますが、これは動かしたり触れたりすると患部が痛むためです。年少児が膝(ひざ)関節や股関節に感染を起こすと、歩かなくなることもあります。年長児や成人では突然症状が現れます。感染した関節には発赤や熱感が生じ、動かしたり、さわると激痛を生じます。関節に水がたまり、腫れやこわばりが生じます。また、発熱や悪寒も認められます。これに対し、結核菌や真菌による慢性感染性膝関節症では痛みや発熱があっても通常は程度が軽く、症状がはっきりしません。膝、肩、手首、ひじ、指の関節や股関節は、高頻度に感染性膝関節症を起こします。細菌、結核菌、真菌などは多くの場合1つの関節だけに感染しますが、ときには同時にいくつかの関節に感染することもあります。たとえばライム病の原因菌は両膝の関節に感染を起こすことが多く、淋菌やウイルスは、2〜3カ所または多数の関節に同時に感染することがあります。
化膿性膝関節症の診断:化膿性膝関節症の診断については、血液検査とX線検査が基本です。血液検査で白血球の数や、赤血球沈降速度(赤沈)の亢進、C反応性蛋白(CRP)の陽性などで炎症の診断をします。また、それと同時にX線やMRI検査で関節の内部を調べ病変部の範囲を確認します。関節に針を刺す関節せん刺を行って関節液を採取し、化膿菌が検出されれば化膿性膝関節症と診断されます。ただし、化膿菌が検出できない場合もありますので、注意が必要です。
通常は関節液のサンプルを針で採取し、白血球数と細菌やその他の原因菌について調べます。直近に抗生物質を服用していた人以外ではほぼ確実に、関節液を培養して感染菌を同定できます。ただし、淋病、ライム病、梅毒の原因菌のように、関節液を培養しても検出しにくいものもあります。原因菌が培養できた場合は、どの抗生物質が有効かも調べます。
膝関節症の原因菌はしばしば血流からも検出されるので、血液検査も行います。また唾液、脊髄(せきずい)液、尿の検査も、原因菌の同定に役立つことがあります。
結核性膝関節症にかかった場合は、関節の腫れや痛みなどの症状が出ますが、化膿性膝関節症ほどはありません。関節が腫れたり痛んだりしますが、化膿性膝関節症よりは軽い症状で、患部に熱をもつこともありません。股関節や膝関節に起こった場合、初期には歩くときに足を引きずります。疲れやすくなり、筋肉が痩せて体重も減ります。
診断は化膿性膝関節症や、その他の慢性に移行する膝関節症との識別が重要です。関節液の中に結核菌が存在しているか、また、滑膜を採取して病理組織検査などによって確認します。関節せん刺で採取した関節液の中に結核菌の有無、あるいは関節鏡で採取した滑膜の病理組織検査によって確実に診断することができます。
関節リウマチは、関節局所だけの病気ではなく、全身性の病気です。発病期には、微熱、疲労感などの全身症状とともに、手指、足の小関節の紡錘状のはれと痛みが、必ず左右対称性に起こってきます。この関節の症状は朝起きたときに強く、こわばった感じがし、動かしているうちに楽になるのが特徴です。関節が赤く腫れて痛みますが、午後にはやや軽快するのがふつうです。はじめは手足の指の関節に炎症が起こることが多く、手の指は関節部分がふくらんでその両端が細い紡錘状に腫れ、やがてその小指のほうに曲ったり、白鳥の首のような形に変形したりします。足の指では、親指が外側に曲ったり、その他の指の変形もみられます。病気が進むにつれて、しだいにからだのあちこちの関節にも症状が出て、変形や関節水腫がみられるようになります。慢性関節リウマチは、関節の障害が日常生活をいとなむうえに及ぼす影響によって4つの段階(クラス)に分けられます。健康人と同様のときクラス1、少数の関節の運動制限があってもふつうの活動ができるときクラス2、ふつうの作業や身のまわりの用を足しにくくなったときクラス3、寝たきりか、または車椅子を利用しなければならなくなったときクラス4といいます。いっぽう、関節の破壊の程度を客観的に判断するために関節のX線写真を参考にして、4つの病期(ステージ)に分けます。X線で関節の変化のみとめられないときステージ1、関節と関節の間隙が狭くなっているときステージ2、骨のびらんがみとめられるときステージ3、関節が強直した像を呈するときステージ4と診断します。
慢性関節リウマチのすべての例がクラス4の高度の身体障害にまで進んでしまうわけではなく、治療により、あるいは自然の経過によって関節症状の進行のとまることも少なくありません。15歳以下の関節リウマチは、特に、“若年性関節リウマチ”と呼ばれ、その発病が急で、強い全身症状を伴います。
初期の変形性関節症では、軽度の関節軟骨の磨耗が生じますが自覚的な症状はほとんどありません。軟骨の磨耗がある程度すすむと(中期)、膝の曲げ伸ばしや立ち上がり、歩行時の膝にかかる負担の増加および軟骨、半月板の変性による刺激により膝関節症が生じます。進行期の変形性膝関節症では、軟骨の磨耗がさらに進み関節の土台の骨(軟骨下骨)が露出したり骨棘といった骨そのものの変形が生じたりします。この状態では、膝を動かしたり立って歩いたりするたびに硬い骨同士が直接ぶつかり合うため強い痛みを生じ、曲げ伸ばしの制限も高度となり日常生活において大きな障害となります
関節を動かしたり、関節に力がかかったときに痛みを感じます。長い時間、同じ姿勢をとっていた後に動かすと、特に強く痛みますが、動いているうちにおさまってきます。ただし、重症の場合は、関節に力がかからなくても痛みを感じるようになります。動かすと痛むため、関節を自由に動かすことができません。又、関節水腫もみられます。X線撮影によって、関節軟骨の変性などがわかり、診断をつけることができます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
右脚の変形性膝関節症で手術を予定しています。痛みが少しでもなくなるよう通院したいと考えています。。
よろしくお願いします。
当院の返事:
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
患者の返事:
膝関節症の治療で大変お世話になっております。おかげさまで膝関節の痛み、灼熱感が殆ど無くなり、長時間の立ち仕事や長時間歩行でも足が殆ど辛くなりません。
完治まで今しばらく、お世話になるかと思いますが、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
小学2年生の時に膝を7針縫う手術をしました。
藪医者だったのか、圧迫しすぎていた為なのか、足首が埋まってしまいました。。母親も同じ足の形をしているので、遺伝だから仕方ないのか
、、と思ったのですが、7歳頃まではしっかりとアキレス腱は見えてました。
下半身で長年悩んでるので、一度診察していただきたいと思い、相談させていただきました。