逆まつげ
逆まつげとは、何らかの原因でまつげが眼球の方へ向かっています。そのため、まつげが眼球にあたってしまい、ひどくなると角膜に炎症や潰瘍(かいよう)ができることもあります。症状としては目にゴロゴロするような異物感を感じたり、涙目になったり、目が痛む場合があります。
逆まつげは、様々な原因によって、まつげが眼球に向かって生えている状態です。眼瞼内反症はまつげ全体が眼球に向かっている状態で、「睫毛乱生症」は正常なまつげの中で眼球に向かって生えているまつげが何本かある状態です。
眼瞼内反症は症状としては機械的刺激による違和感の他に、涙がたくさん出たり、目やにが出やすくなったり、充血したり、ひどい場合には角膜に潰瘍が出来て角膜が濁り、視力が悪くなることもあります。
これに対し、睫毛乱生症は症状は軽く、視力障害となることはほとんど有りません。
どちらもまつげを抜くとしばらく症状はましになりますがまた生えてくると同じ症状がでてきます。
逆まつげの西洋医学的治療は、基本的には手術です。
逆まつげ鍼灸治療症例 :逆まつげ患者46名。取穴:太陽、晴明、翳風、三陰交、足三里。針体から微電流。
逆まつげ鍼灸臨床経験 : 逆まつげの西洋医学的治療は、手術ですが、できない場合は、針灸がお勧めです。