手足の痛み
手足の痛みとは、手足に痛みを感じる状態です。
加齢に伴い、徐々に軟骨がすり減ってきて、関節の痛みが出たり曲げ伸ばしがしにくくなり、それと同時に関節のはれや骨の変形を生じてくる病気です。変形性関節症が起こりやすい関節は、膝(しつ)関節、股こ関節、遠位指節(えんいしせつ)関節(指先の関節)です。骨折やひどい捻挫のあと、また極端な使いすぎなどの場合は、肩関節、肘関節、足関節なども変形性関節症になることがありますが、ここでは頻度の高い関節について説明します。
変形性膝関節症は、最も多い変形性関節症で、「年をとると膝が痛い」という時のほとんどがこの病気です。典型的な症状は、膝がまっすぐ伸びない、よく曲がらず正座ができない、じっとしていれば痛くないが歩くと痛い、とくに立ち座りや階段がつらい、関節がはれて大きくなる、水がたまるといったものです。O脚、肥満、骨折や靭帯の損傷などの外傷後は症状が起こる頻度が高くなります。体重を落とし、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えると症状が軽くなります。
変形性股関節症では、歩く時などに脚の付け根が痛くなります。また、股関節が広がりにくくなってきます。この場合も、じっとしていると痛くありません。進行してくると立っているだけで痛い、股関節がまっすぐ伸びなくなる、痛む側の脚の長さが短くなる、歩く時に体が左右に揺れてしまうといった症状が出てきます。
中国鍼灸院の手足の痛み治療の目的は、手足の痛みの回復程度を高めることと手足の痛みが完治するまでの時間の短縮することです。
多くの西洋医学治療で回復できない手足の痛み患者さんの期待に応えるため、当院が25年間、手足の痛みの治療に力を入れて、臨床経験を重ねた結果、独自な電気ハリを考案いたしました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の70%は経過がよいと考えられます。
手足の痛みの原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリで、最大限の効果を引き出しています。
中国鍼灸院の独特な治療方法で多くの手足の痛み患者が解放され、手足の痛み患者の生活の質の向上に役に立っています。
手足の痛みの鍼灸治療症例:手足の痛みの患者124名、取穴:風池、風府、大椎、肩髃(けんぐ)、天宗、風門、肺兪、後渓、曲池。電気針、20分間後、吸い玉20分間。
手足の痛みの鍼灸臨床経験:手足の痛みの治療では原因治療法以外の保守療法はやはり鍼灸治療が一番効果的である。欧米でも、人気が高く、年間百万の手足の痛み患者が鍼灸治療を受けています。私は整形外科医として4年間勤めました期間中、手足の痛みや腰痛などの整形外科系疾患を鍼灸で、治してきました。その治療効果にたびたび感動されてきました。
手足の痛みの鍼灸治療では阿是穴、背中のツポなどはみんな効果があるが、針はあまり浅くすぎると効果がない。しかし、あまり深いと気胸になりやすく、要注意です。
手足の痛みの場合、僧帽筋エリア(特に肩上部)の局部の圧痛から始まり、進行すると圧痛点やこりを感じる部位が広がります。
筋肉の持続的緊張により圧痛部位が拡大し、深層筋(肩甲挙筋・棘上筋・菱形筋・脊柱起立筋群・上後鋸筋)にまで凝りが拡大すると「芯が凝ったような凝り」として感じられ、筋肉がこわばり、重苦しさを感じるようになります。
主観的には頸部〜肩上部に「ズシーンとした感じ」「何かものがのっているかのような感じ」や肩甲骨と肩甲間部や肩甲骨の内側の際に「鉄板が入ったような感じ」として感じられることが多いです。
重苦しさを放置すると痛みを感じるようになり(「頸部まで痛い」「凝りすぎて背中が痛くて眠れない」)、進行すると緊張性頭痛や顔面・上肢の関連痛が生じるようになります。
手足の痛みの場合、頸椎は運動範囲が広く、重い頭をのせているので、変形性脊椎症を起こすことがよくあり、手足の痛みの大きな原因になります。
変形性頸椎症は高齢者にきわめて多い病気で、手足の痛みや後頭部痛、重症になれば手のしびれも伴います。骨粗鬆症の強い人には特に起こりやすくなります。鞭打ち症も含めて、頸椎の外傷のあとに肩や肩甲骨の内側にこりや痛みをうったえる人は多く、頸椎の運動で症状が強くなり、若い人にもよくみられます。
頸椎に関係して肩腕などにこりや痛みを起こすものは頸肩腕症候群と総称しています。キーパンチャーなどの特殊な職業で頸肩から上腕の筋肉を反復して使い、特別の筋肉だけに特に強く力を入れるとき、筋が疲労し、肩から上腕の痛みを生じます。頸椎の後面に沿った縦走する靭帯が骨化して頸から肩にかけて痛む頸椎後縦靭帯骨化症があります。
頸髄を経て頸椎から肩、背中、上肢へ行く神経が出ていますが、この間で圧迫を受けて手足の痛みや上肢のだるさなどを起こすのが胸郭出口症候群です。このなかには、両手を頭の下に組んで枕のようにして寝る習慣による、肩や上肢のこりやしびれなどもあります。第七頸椎に先天的に肋骨の生えている頸肋がある場合には、なおさら症状は出やすくなります。
また、手に行く血管が圧迫されるための血行障害の症状も伴います。肺尖部の肺がんが進行して頸腕神経を圧迫して肩の痛みを起こすことがあります。
五十肩(肩関節周囲炎)では軽いときは手足の痛みとして感じます。ひじを直角に曲げて上腕を外側に回旋してみれば、必ず回旋制限があるはずです。
手足の痛みは触診で愁訴部の圧痛や筋緊張・硬結(凝り)などが見られます。頸椎椎間板ヘルニアなどがないか、X線写真やCTなどで鑑別します。
薬物療法、神経ブロック、理学療法
[ 症状、ご相談内容 ] :
右足の土踏まずの内側少し上に針で刺すような痛みが常時あります。痛みが始まってから6年ほどになり当初は時々痛みがあったのに、今は二
十四時痛みがあり、時に激しくなる時があります。ほかに特別な治療は受けておりません。大学病院で診察を受けましたが、治療法に納得で
きず、例えば手術など、それで治療を受けませんでした。当鍼灸院で治りますでしょうか。出来れば治療を受けたく思っています。
当院の返事:
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
患者様の返信:
1週間治療して頂いた後は右足の調子がとてもよかったです。
針で刺すような痛みがほぼなくなりました。
自分も治るのかなあと希望が持てました。
まだ完治ではないですが、回復に向かっている実感があります!
本当にありがとうございます!
[ 症状、ご相談内容 ] :
足裏のみの痛みと痺れについてですが、右足はかかと部分を除く全体、左足は親指から小指までの足先のみが四六時中痺れています。別に痛みはありません。大学病院で診察(腰・背中・脳などのMRI.CT)を受けましたが異常は無く、原因は不明で様子を見る事で終わっています。
先生の鍼灸接骨院で痺れの治療は可能でしょうか?
宜しくお願い致します。
[ 症状、ご相談内容 ] :
4月初めに、足くるぶしの痛みと腫れで歩くのが困難になりました。 右の足、左の足、次いでは膝などが痛みが移動し、歩行が困難に。 イ
ブプロフェインを服用したり、足を温めたり、炎症を抑える食品を食べたりして一時は改善しましたが。 今また膝の痛みで歩けておりませ
ん。 頭皮の痒みにも苦悩しております。
そちらにお伺いできるまでの、応急処置として「よくいにん」などを服用するのが良いのでしょうか?
お風呂になるべくつかる様にして、温める事を続け、歩ける範囲で歩いた方が良いでしょうか?
ご指示いただけると助かります。
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
右手の人差し指の関節が腫れて、他に触れると痛い、薬指の付け根が腫れている、後左足の付け根が痛くシャガムと痛く立ち上がる時に捕まり
立ちしないと立ち上がれない。
[ 症状、ご相談内容 ] :
大腸がんの手術を受け、今はストマを装着しています。。ポートを入れて、抗がん剤の治療を1年ほど前に始めました。段々と手足のしびれがひどくなり。歩くのもやっとです。
寝る時も足先が毛布に当たり痛い状態です。
病院からは「リリカ」が処方されていますが、飲んでも変わりませ
ん。
何にか楽になる治療はありますか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
デュプイトラン拘縮です。指は伸びますが、伸ばすと引きつり、痛みがあります。整形外科に行くと、もっと
悪くなってから来てくださいと言われました。素人ですが直感では早く治したほうがよいと思えるのです。西洋医学は最後でよいと思いました
。整形で言うように悪くなるまでの間何もしないでいるより、東洋医学の鍼で治るものなら治したいと思いました。治療は可能でしょうか