疳虫
疳の虫(かんのむし)とは乳児の異常行動による夜泣き、かんしゃく、ひきつけなどを指します。
疳とは漢方医学で脾疳(ひかん)のことで乳児の腹部膨満や異常食欲などをさしましたが、本邦では乳児の異常行動は疳の虫によって起きていると信じられ、民間の呪医によって虫切り、虫封じ、疳封じなどの施術が行われました。施術の概要は乳児の手のひらに真言、梵字などを書き、粗塩で手のひらをもみ洗いして、しばらく置いてみると指先から細かい糸状のものが出ているのが見えるといい、これが虫であるとされました。
夜泣きやかんしゃくのように西洋では病気とされていないものであっても、わが国では古くから治療を要する症状であるとされており、民間宗教者の活動の舞台ともなっていました。現代では主に鍼灸治療が有効であるとされるほか、虫封じの効験あらたかとされる寺社も各地に存在します。
疳虫を西洋医学的に言えば、小児の自律神経失調症から起きる神経異常興奮に当たり、赤ちゃんが理由もなく不機嫌になってじれたり、欲求不満を起こすことです。なぜ「かんむし」と言うのかというと、昔は体の中にいる悪い虫、すなわち「疳の虫(かんのむし)」という虫のせいだと信じられていたからです。 現在は「かんむし」(かんのむし)という言葉だけが残りました。
当院の疳虫の治療目的は、疳虫患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと疳虫の完全な回復までの時間を短縮することです。
疳虫の治療は、西洋医学以外に東洋医学があります。当針灸(鍼灸)院は疳虫患者の期待に応えるため、25年間、疳虫の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針灸治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。
疳虫の症状が頑固なため、当針灸(鍼灸)院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当針灸(鍼灸)院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
当院の針灸治療で、多くの自閉症患者さんの自閉症の症状がなくなり、言葉を話し,コミュニケーションをとるようになりました。
疳虫の鍼灸治療症例 :疳虫患者。取穴:百会、前頂、懸顱、後頂に頭皮針。夾脊穴(大椎の両側0.5cmのところ、大椎からおしりまでの間)に刺し、捻針します。
疳虫の鍼灸臨床経験 :当院では、多くの疳虫患者の症状を回復させてきました。今も多くの疳虫患者が通っていらっしゃいます。疳虫患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療の結果、疳虫の回復と予後はかなり良好です。多くの疳虫患者は普通の成長に戻ることが可能になりました。
当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ脳機能を改善する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます
2.ハリに微弱電流を流します
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織と機能を修復します
4.「確率共鳴」という現象が起き、交感神経を活発化させます
5.脳神経シナプスの情報伝達を活性化します。
1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
疳虫の原因は子供の心理的な原因、ストレスだと考えられます
疳虫の症状は、複雑多岐でその多くは、心理的な抵抗を現実的、合理的に処理できないままに、病気に逃避したり、落ち着きがなくなったり、かけ回ったり、暴れたり、泣いたりします。また、このような子供には、鼻の付け根のくぼんだ部分に青筋が見られることがあります。
疳虫の検査は陽性反応が出ないですので、疳虫の診断は症状を根拠に行います。