かぶれ
かぶれとは、肌が何かの外的刺激を受けて肌に炎症を起こす状態です。
かぶれは湿疹のひとつの種類です。かぶれには「刺激性」のものと「アレルギー性」のものがあります。
刺激性かぶれは、原因となる物質に接触したあと、比較的早い時期に発症し、痒みよりもむしろヒリヒリ感やムズムズした感じになります。初めて接触した物質でもおこります。よくあるのが油・洗剤・石鹸などです。赤ちゃんのおむつかぶれもこれに相当します。食べ物ではニンニクがよくあります。これに対し、アレルギー性かぶれのものは、初めて接触した物質ではかぶれがおこらずに2回目以降に接触したときにおこります。接触した部位以外にも症状が広がることもあります。また、アレルギーのある物質と化学構造が似ている物質に接触しても起こることがあります。かぶれの原因物質は、植物ではうるしや桜草,菊が高頻度に起こります。食べ物では、最近増えているマンゴーの他、シソ、ゴマ、卵、魚肉類、キュウリ、トマト、ナス、ポテト、レタス、メロン、キウイ、バナナ、栗などによるものがあります。その他では化粧品や防腐剤でも起こることがあります。原因物質に接触してから1〜2日程度たってから症状がでるため、さかのぼって原因物質を探すことが必要です。
アレルギー性かぶれの場合、いわゆる「パッチテスト」をおこなって原因物質を特定するという方法があります。原因かもしれない物質を皮膚に塗布し48時間後(及び72時間後)に判定をおこないます。
また、光が関与していることもあります。物質に触れただけでは症状がでないけれども、その部分に光があたることによってかぶれが生じるというものです。よくあるのが痛み止めの塗り薬を塗って光にあたってかぶれができた、というものです。香料や日焼け止め、抗菌加工をおこなっている製品で起こることも珍しくありません。光が関与する場合もアレルギーによるものとそうでないものがあります。
当鍼灸院のかぶれ治療の目的は、かぶれ患者にできるかぎりの回復の機会を提供することとかぶれの完全な回復までの時間を短縮することです。
当鍼灸院は25年間、かぶれの治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の80%は経過がよいと考えられます。
当鍼灸院の治療方法はかぶれの頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そしてかぶれの治癒で、かぶれ患者の生活の質を向上させるのに役に立っています。
かぶれの症状はそのほとんどが痒さを伴う発疹が現れて、掻いてしまうことで原因物質と接触した以外の部分にも湿疹が広がります。ヒリヒリしたような痒みの跡に、体が火照ったような感じになります。
かぶれの原因を特定するために用いられるのがパッチテストという検査になります。これによって原因を特定することができれば治療は比較的簡単になります。
かぶれの治療は診察によって原因となるものを見つけだす事が第一となり、原因物質によって治療薬なども異なってきます。薬品は副腎皮質ホルモン剤の軟膏が用いられる事が多く、かゆみ止めの為には抗ヒスタミン剤を服用します。
かぶれの鍼灸治療症例:かぶれ患者400名、取穴:血海、外関、天井、天髎、膀胱経の肺兪、膏肓「コウコウ」、肺経の中府、列缼。
かぶれの鍼灸臨床経験: 当針灸院(鍼灸院)では、多くのかぶれ患者の症状を回復させてきました。今も多くのかぶれが通っていらっしゃいます。かぶれ患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くのかぶれ患者が完治し、正常な生活を送ることができるようになりました。
[ 症状、ご相談内容 ] :
以前中国に行った時に、良くならないといわれたストレートネックの治療を鍼灸院で受けたら改善が見られたのですが、肌の再生や治療にも本
当に効果があるのでしょうか?皮膚科でも改善できなかったので不安です。
インターネットでは、何十万もするレーザー治療を受けても効果がないという書き込みも沢山あるので、何を信じたらいいのかわかりません。
今までクレーター治療を受けた患者さんは皆改善されていますか?
小学生の時ににきびが出来始め、今は昔より落ち着きましたがクレーターや毛穴の開きが酷く、本気で悩んでいます。完治は難しくても、少し
でも良くなりたいです。
当院の返事:
鍼灸治療の方が効果的だと思います。
患者様の返信:
お世話になっています。
おかげさまでクレーターや毛穴の開きが無くなっています。
身体もずいぶん元気になってきて、本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。