食道アカラジア
食道アカラジアとは、食道噴門部の開閉障害もしくは食道蠕動運動の障害により、飲食物の食道通過が困難となる病気です。
人間には食道と胃のつながり目のところに下部食道括約筋という筋肉が存在します。下部食道括約筋は非常に重要な役目を担っています。食物を飲み込むと食道から胃にものが自然に運ばれますが、この際下部食道括約筋は弛緩して食物を胃に速やかに流します。
食道アカラジアでは、この筋肉の神経に異常が起こり、筋肉の弛緩運動が正常に出来なくなることで、噴門部が閉鎖し、食物が通過しにくくなります。食道アカラジアは常に下部食道括約筋が収縮した状態 にあり、物を飲み込んでも下部食道括約筋が弛緩しないため食事内容がいつまでも食道にたまってしまいます。こ のため患者さんは物を飲み込みにくい、なにかつかえた感じがする、吐いてしまうなどといった症状を認めるようになります。
当針灸院(鍼灸院)の食道アカラジアの治療目的は、食道アカラジアの回復程度を高めることと食道アカラジアが完治するまでの時間の短縮することです。
多くの西洋医学治療で回復できない食道アカラジア患者さんの期待に応えるため、当針灸院(鍼灸院)長が25年間、食道アカラジアの治療に力を入れて、臨床経験を重ねた結果、独自な電気ハリ【腹腔透穴針】を考案いたしました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の85%を占めます。
食道アカラジアの原因が多様なため、当針灸院(鍼灸院)の治療方法もそれに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリで、最大限の効果を引き出しています。食道アカラジアの回復は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
食道アカラジアは、原因不明の食道の機能異常と考えられている病気です。食道平滑筋部にある壁内のアウエルバッハ神経叢内の節細胞が変性したため、食道胃接合部が弛緩不全を起こし、収縮したままの状態となったため食道が拡張すると考えられています。
アカラシアの診断は食道運動機能検査という特殊検査によって行われ、食道X線検査で、拡張した食道と、食道胃接合部のスムーズな狭窄像で診断します。
食道アカラジアの西洋医学治療には、症状が軽度の場合には、薬による内科的治療や内視鏡的治療が行われます。中等症から重症の場合には、手術が必要となります。
アカラシアの方は食道癌の発生リスクが一般の方と比較して高いことが知られています。このため食道癌健診のため1年に1回の内視鏡検査をお勧め致します。
食道アカラジアの鍼灸治療症例 :食道アカラジア患者、【腹腔透穴針】取穴:天突、足三里、三陰交、中脘、内関、合穀、大腸兪、脾兪、太沖、陰陵泉。電気針。裏内庭お灸9壮。
食道アカラジアの鍼灸治療臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くの食道アカラジア患者の症状を回復、或いは改善させてきました。今も多くの食道アカラジア患者が通っていらっしゃいます。食道アカラジア患者の一人一人の症状に合わせて、きめ細かな針灸治療方法で対応しています。針灸治療では、食道アカラジア患者の生活の質と予後は比較的良好です。大多数の食道アカラジアの患者は社会復帰が可能になりました。食道アカラジアの合併症の治療にも、針灸は効果があり、選択すべきです。
当院独自開発した【腹腔透穴針】治療法:腹部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ、下部食道括約筋の働きを改善する仕組みです。
1.【腹腔透穴針】:特殊なツボにハリを打ちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.腹腔動脈の血流量が増え、食道胃接合部の弛緩を健常化させます。
4.食道や胃の蠕動運動を促進します。
1.当院独自開発した【腹腔透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
[ 症状、ご相談内容 ] :
食べ物がよくつまり、ゲップもよく出たりして、
夜寝ていると水みたいなのが逆流したりする事がたまにありました。
病院に行って検査した所、初期の食道アカラシアではないかと言われました。今現在漢方薬をいただいて服用していますがあまり効果はみられ
ません。病院の先生からはいずれ手術と言われましたが
手術せずに何とかならないものかと思いメールいたしました。
当院の返事:
先週、一人食道アカラシア患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、
食道逆流の症状がなくなりました。
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
当院が開発した特殊な治療法で、治った食道アカラシアの方がたくさん
いらっしゃいますので、心配ないと思います。
患者様の返信:
お礼のメールをどちら宛にお送りすればいいかわかりませんでしたので、問い合わせ用のアドレスに送ります。
大学病院の消化器科で食道アカラシアと言われ、治る可能性は非常に低いと言われましたが、先生の治療12回で完治し、その後はすっかり元通りの 健康な状態が続いています。本当に嬉しく、感謝しています。ありがとうございました。
いろいろな友人にこの体験を話しても、皆一様に「食道アカラシアは治らない」といい、とても驚きます。
私は、先生に治療していただくことがで きて本当にラッキーでした。ありがとうございました。
[ 症状、ご相談内容 ] :
緑内障と食道アカラシアの治療を受けましたが、
1回(実際は前1回と後ろ1回の計2回)だけでは、実感で
きませんでした。
ホームページに掲載されている治療効果のデータはどの
ようにして測定されたものなのでしょうか。
患者一人一人に効果をヒアリングされているのでしょうか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
食道アカラシアココ最近食べ物が詰まったりして通らないケースがあります。緩和する方法とかありますか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
食道アカラシアの諸症状と同じものが出ています。食事の時に喉につまりやすく、冷たい水で流し込もうとすると食道の詰まりが酷くなり全て
吐いてしまいます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
20歳後半から食道アカラジアに悩まされております。
貴医院のHPを拝見して改善の可能性を伺いたく、本メールを送らせていただきます。
現状は下記病歴・治療歴に記載したように内視鏡によるバルーン拡張術を定期的に受けて、食中につまりを感じると冷水(最近は炭酸水が効果
的と感じ使用中)により流し込んでいます。
ただ、時々つまりが激しく、冷水、炭酸水も通過せず嘔吐し、時間をおいて炭酸水や冷水で飲み込めるまで試すと言う事が必要なことがありま
す。
従って日常生活、特に外食時に不安が大きく食事を楽しむことができません。
勿論、食道ガンの再発の不安もあります。
以下、病歴・治療歴を記載いたします。
- 20歳台後半から胸の痛みが始まり、その後食べ物のつかえ始まる。
- 32歳の時、症状がひどくなったので横浜市大病院で開腹手術(Heller?)の受術。
- その後間もなく症状が再発し、42歳の時に杏林堂大病院で受術(Heller & Dor)。
- その後、症状が再発し、バルーン拡張術を受術するも食道が拡張・屈曲して内視鏡が通らず拡張できず。
- 46歳でブジーによる拡張手術を受ける。
- 47歳、米国勤務中にバルーンによる定期的に拡張手術を受け、症状が飛躍的に改善。
- 帰国後(50歳)、昭和大病院において定期的(初期は6ヶ月毎、現在は9か月〜1年毎)に拡張術を受ける。
- 67歳の時、食道ガン(上皮内異形腫瘍)で昭和大病院において内視鏡にる手術
- 74歳の時、同大学豊洲病院においてPOEM手術を受けるも顕著な改善が見られぬ為、通常の拡張術を定期的に受術。
なお、1回目の手術前(30歳前後)に漢方薬の服用、鍼灸、カイロプラティクスの受術をしたが顕著な改善は見られ図開腹手術に踏み切りま
した。
他の持病・病歴は
- 先天? 眼球振盪
- 68歳 前立腺ガン(小線源治療により完治)
- 70歳 睡眠時無呼吸症 CPAPは不快感が大きく使用停止。マウスピースも額関節証を再発させて使用停止。現在、「枕」で対応中
以上、長くなりましたが宜しくご検討くださる様、お願い致します。
[ 症状、ご相談内容 ] :
食事の通りが悪く、食事中に吐いてしまう状態で現在に至っております。11月に胃カメラで検査すると、前日の夕食後15時間経
過後にもかかわらず、食道に食物が残っておりました。また、CT映像では、食道の肥大が確認されました。この大学病院には、この4月か
ら掛
かっており機能性ディスペプシアの診断のもと薬が処方されておりました。11月に検査をされた医師の見立ては、「食道アカラシア」。その
後、その専門の病院である東京慈恵会大学病院を紹介され、先週診察を受けたところ、病状を確定するため、来週23日に食道造影検査と食
道内圧検査を受けることになりました。検査後、腹腔鏡下手術を勧められております。
私としては、できれば、外科的手術は避け、食道の機能回復を図ることでこの病気の治癒を図れないものか、と思案しております。 御院の施
術例を読ませて頂きました。実際の症例として、どのくらいの期間でその効果が現れておりますでしょうか。また、費用などは、どの程度見
込んでおけばよろしいでしょうか。ご教示頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。年齢は60歳です。これまで身体的に特に問題な
くきております。
[ 症状、ご相談内容 ] :
病院で食道アカラシアっと、診断されました。ドクターに豊洲の病院を紹介されました。手術で筋肉の切断を、、、っと話しで、な
んとなく怖くていけないでいます。食事は、できてはいますが、水で押し込む感じです、秋頃から、ノドに、鼻水のようなヌメヌメした液体
が出てきて、水で上手く押し込まれないと、ヌメヌメとともに、吐きます。鼻水もかなりでます。
偶然に、このサイトにたどりつきました。どの位の頻度で、何回くらい通えば効果がでてくるのでしょうか?人それぞれだとは、思いますが、
金銭的にも余裕もないので、色々悩んでました。なにかご意見いただけたらと、思います。
[ 症状、ご相談内容 ] :
半年ほど前から食事の飲み込みづらさを訴え、3月中旬から症状が悪化しました。
X線の結果、アカラシアだろうと診断されました。 どのような治療にするかはこれからですが、恐らく手術になるだろうと言われました。
そうしてもらう予定ではいるのですが、もし東洋医学で改善されるのであれば出来るだけ手術をしたくないと検索した結果、こちらの医院をみ
つけ、連絡させていただきました。
こちらのハリは子どもにも使用できるものでしょうか。
また、アカラシアになると完治はしないと書いてある物が多いのですが、そちらで治療された患者様で手術を必要としながらも症状がなくなっ
たという事はありましたでしょうか。
お忙しい中とは存じますが、お返事いただけると幸いです。
10万に1人の確立が何故我が子にと大変悲観しております。