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レイノー病

レイノー病と中国針灸 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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レイノー病について

レイノー病の治療前|レイノー病の治療結果 治療前
レイノー病の治療|レイノー病の治療結果 治療2週間後

レイノー病とは、寒冷に対して血管が過剰反応を起こして収縮し、血流が悪くって、手足の指が蒼白になるレイノー症状のうち、原因が不明のものです。
レイノー現象は、レイノー症状の原因となる病気が特定できるものです。レイノー現象はレイノー症候群ともいいます。レイノー病とレイノー現象は、寒気に反応して指やつま先の小動脈が普段よりも激しく収縮する状態です。
正常なら、気温などの環境の変化に応じて、腕や脚の動脈は拡張したり収縮したりします。レイノー病のような機能性末梢動脈疾患は、正常な動脈の拡張と収縮のメカニズムが過剰に働くことにより発症します。この病気にかかった動脈は、より激しく頻繁に収縮します。こうした収縮の変化は、血管の遺伝的欠陥、動脈の拡張と収縮をコントロールする交感神経系の障害、けが、薬などが原因で起こります。
レイノー病はレイノー現象よりもはるかに多くみられます。レイノー病の60ー90%は、15ー40歳の女性に発症します。

レイノー病に対する当院の取り組み

当針灸院(鍼灸院)のレイノー病の治療目的は、レイノー病患者にできるかぎりの回復の機会を提供することです。
レイノー病に対して、当針灸院(鍼灸院)は25年間、レイノー病の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の80%は経過がよいと考えられます。
当針灸院(鍼灸院)の治療はレイノー病の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。

レイノー病の原因

レイノー病は寒冷刺激や精神的ストレスで四肢末端の小動脈に発作的に起こるけいれんが原因です。なぜ小動脈に過度のけいれん発作が生じるのかは不明ですが、交感神経や副交感神経中枢の異常によると考えられています。
レイノー現象は、強皮症、関節リウマチ、アテローム動脈硬化、クリオグロブリン血症、甲状腺機能低下症、けが、そしてベータ遮断薬(ベータ‐ブロッカー)、クロニジン、片頭痛治療薬のエルゴタミンとメチセルジドなどの一部の薬によって起こります。

レイノー病の症状

レイノー現象とは手足末梢の小動脈が寒冷刺激や精神的緊張を誘引として、一過性に攣縮することによって生じる皮膚の色調の変化を言い、通常は蒼白、チアノーゼ、紅潮の3色に変化します。症状が左右対称に現れるのが、この病気の典型です。
レイノー病では、指やつま先の細動脈の収縮は、ほとんどが寒気にさらされることがきっかけとなって急速に起こり、数分から数時間続きます。指は普通、まだら状に青白くなります。この現象は1本の指だけにみられる場合も複数にみられる場合もあります。指が傷つくことはありませんが、しびれる、刺すような痛みがある、チクチクする、熱くなるなどの症状がみられます。発作が終わると、障害された部分は普通よりも赤くなったり青みを帯びたりします。手や足を温めると正常な皮膚の色と感覚が回復します。しかし、特に強皮症の患者では、レイノー現象が再発して長びくようになり、手や足の指の皮膚がツルツル光って突っ張るようになります。指の先端に小さな潰瘍ができて痛むこともあります。

レイノー病の検査

レイノー病の検査、動脈の閉塞が疑われる場合は、寒気にさらされる前とさらされた後にカラードップラー超音波検査を行います。また、血液検査を行ってレイノー現象の原因になりうる状態をチェックします。

レイノー病の診断

レイノー病は、左右対称に突然皮膚の色調の変化が生じ、ほかに原因と考えられる疾患がない時にレイノー病と診断します。

レイノー病の生活注意点

レイノー病は指の寒冷暴露を避け、炊事洗濯時等は手袋を着用するなどの努力が必要です。また発作の回避や回復には、患部のみの保温よりも、全身の保温のほうが有効です。また、たばこは血管収縮作用を増強するために控えさせます。

  1. 防寒
  2. 禁煙する
  3. 週3回30〜45分/1回の運動を定期的に行う

レイノー病の西洋医学治療

レイノー病の軽症の場合には、防寒、禁煙などの予防が中心となります。治療は対症療法が基本で、さまざまな種類の血管拡張薬が用いられます。  重症の場合には、交感神経切除術が行われます。β(ベータ)遮断薬や経口避妊薬の使用は避けます。

レイノー病の鍼灸治療法

レイノー病鍼灸治療症例と臨床経験

レイノー病鍼灸治療症例 :レイノー病患者15名、取穴:曲池、人迎、懸鐘、三陰交。電気針。

レイノー病鍼灸治療臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くのレイノー病患者の症状を回復させてきました。今も多くのレイノー病患者が通っていらっしゃいます。レイノー病患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くのレイノー病患者は正常な生活を送ることができるようになりました。

レイノー病の鍼灸治療のメカリズム

鍼灸治療は自律神経中枢の血管を調節する機能を回復すると考えられます。

レイノー病患者の質問

IU様

[ 症状、ご相談内容 ] :
78歳になる母のレイノー症についての相談です。
循環器科から血管拡張のお薬を頂いていますが改善しません。 手(指先)の痛みとむくみに辛い思いをしています。
私は埼玉、母は長崎に在住しており、日々の看護もできないため、東洋医学での治療の余地はないかと思い相談させていただきました。 膠原病の検査をひととうり受けましたが、レイノー症だけ指摘されています。
指先の痛みとむくみから、細かい作業ができなくなりつつあるようです。 冬に向けて、症状の進行が不安です。 何か良い治療法がありますでしょうか?
よろしくお願いします。

当院の返事:
私の経験から、当院の鍼灸治療はレイノー症には、かなり 有効です。
最近、一人レイノー症患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、 レイノー症の症状がかなり良くなりました。
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。 当院が開発した特殊な治療法で、治った方がたくさん いらっしゃいますので、心配ないと思います。
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