多発神経炎の先進代替医療
多発神経炎は、全身の多くの末梢神経に同時に炎症が起こり、機能障害に堕ちる病気です。
多発神経炎には、突然発症する急性のものと、数カ月から数年かけて症状が徐々に現れる慢性のものがあります。多発神経炎とニューロパチーはほぼ同じです。
末梢神経系は脳および脊髄の中枢神経系と神経支配を受ける標的器官を結ぶ神経系であり、機能的に運動神経系、感覚神経系、自律神経系に分けられます。末梢神経や、その神経細胞体が何らかの原因により障害を受けると、様々な症状が現れます。このような疾患をニューロパチー(多発神経炎)といいます。つまり末梢神経の病気をニューロパチー(多発神経炎)といいます。ニューロパチー(多発神経炎)によっては運動神経障害・感覚神経障害・自律神経障害のいずれかの症候が優位にみられることがありますが、一般に感覚障害と運動障害が混在する感覚運動性ニューロパチー(多発神経炎)の形を呈することが多く、自律神経障害を伴うこともあります。
当院の多発神経炎治療の目的は、多発神経炎の回復程度を高めることと多発神経炎が完治するまでの時間の短縮することです。
多く回復できない多発神経炎患者さんの期待に応えるため、当院が25年間、特に多発神経炎の治療に力を入れて、臨床経験を重ねた結果、特殊な電気ハリ【脳透穴針】を考案しました。そして良い成果を上げています。多発神経炎患者さん33名を集計したところ:完治したのは22名でした。とくに筋萎縮、筋力低下の回復がかなり満足できました。
多発神経炎の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリで、最大限の効果を引き出しています。
多発神経炎鍼灸治療症例:多発神経炎患者33名、【脳透穴針】:肩―肩髃、肩貞,腕、指関節―陽溪、腕骨、合穀、液門,肘関節―曲池、天井,股関節―環跳、沖門、髀関,膝関節―膝眼、委中、足三里、陽陵泉,足首、足指関節―太沖、解溪、昆明、丘虚,頚椎関節―風池、風府、大椎,腰関節―腎兪、大腸兪、命門。
多発神経炎鍼灸臨床経験:中国鍼灸では、多くの多発神経炎の症状を完治、或いは改善してきました。今も多くの多発神経炎患者が通っていらっしゃいます。多発神経炎患者の一人一人の症状に合わせて、中国鍼灸はきめ細かい針灸(鍼灸)治療を行っています。中国鍼灸の針灸(鍼灸)治療では、多発神経炎患者の回復と予後は良好で、多くの多発神経炎患者は普通の生活が可能となりました。
多発神経炎には、当院の経験では、鍼灸の治療効果は薬よりも即効性があって、回復の程度もよいです。多発神経炎は原因治療が必要ですので、多発神経炎原因を調べる必要があります。
井原さん、75才、女性、港区在住。25年前から糖尿病になって、6ヶ月前から下肢末端、足指の異常感覚(ビリビリ感)や感覚低下に始まり、ゆっくりと範囲が拡大し、進行につれ上肢末端にも感覚障害が出現します。最近では激しい痛みやしびれを伴うこともあります。息子さんに連れられ、当院の鍼灸治療を受けました。7回目から激しい痛みがなくなり、36回目の時から異常感覚(ビリビリ感)もなくなり、今は血糖の下げる鍼灸治療を続けるだけです。
当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ脳組織を改善する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織を修復します。
4.「確率共鳴」という現象が起き、大脳の働きを活発化させます。
5.脳の運動エリア、感覚エリアと黒質の働きが活発になって、被殻、尾状核、小脳や脊髄の神経細胞が活性化されます。
6. 周囲神経の炎症を健常化します。
1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
アレルギー薬物中毒や炎症が原因となる。はしか等の発疹性疾患、インフルエンザやおたふくかぜ等の直後に発症することが多い。種痘接種、予防注射後にも起こる。原因不明の場合は神経アレルギーによる。
多発性神経炎は、末梢神経がダメージを受けて、種々の神経症状が出ます。手足の先端付近のしびれや筋萎縮、筋力低下といった場合には、まずニューロパチーを疑います。ニューロパチーの症状といっても運動神経、感覚神経、自律神経の各々により多彩であり、また部位により、その組み合わせにより一様でありません。
運動障害は主に歩行、筆記障害(筋力低下、筋萎縮、筋緊張低下、弛緩性麻痺が現れます。神経障害では、その神経が支配する筋の筋力低下が生じます。多発神経障害では左右対称性で主に四肢の先端付近に筋力低下を生じることが多いです。上肢では物をつまんだり握る力が弱く、垂れ手になることもあり、下肢では尖足、外反、内反になり、また垂れ足になってるときは歩行時に足を異常に高く持ち上げるように歩くようになります(鶏歩)。このような場合、つまずきやすくなります。
四肢の痛み、しびれ、麻痺、手足末端の痛み、しびれなど感覚鈍麻と異常知覚を認めます。左右対称に四肢先端付近に感覚障害を生じ、先にいくほど程度が強くなるのが一般的です。そのため健康部との境界ははっきりしません。このような感覚障害は一般に手袋靴下型と呼ばれています。
急性多発神経障害(たとえばギラン‐バレー症候群)では、両方の脚に突然現れた症状が、上に向かって腕に広がっていきます。ギラン‐バレー症候群の症状は脱力、チクチクする感覚または感覚消失です。
慢性多発神経障害の最も一般的なタイプでは、感覚だけが侵されます。通常は足が最初に侵されますが、手が先のこともあります。チクチクする感覚、しびれ、焼けつくような痛み、振動が感じられない感覚消失、手脚の位置が認識できない位置感覚消失などが目立つ症状です。位置感覚が失われると、歩行や立っているだけでも不安定になります。徐々に筋肉を動かさなくなり、最終的には筋力が低下して萎縮します糖尿病性神経障害では、手足にヒリヒリする痛みや焼けつくような痛みが起こります。
多発神経障害は、症状から容易に認識できます。診察と筋電図や神経伝導試験などによって、脚の感覚低下や感覚消失に関する追加情報が得られます。多発神経障害の診断後は、治療可能な原因を特定していきます。血液検査や尿検査で、多発神経障害を起こしうる糖尿病、腎不全、甲状腺の異常などを発見できます。まれに神経の生検が行われます。
多発神経炎の原因によって特異的な治療が行われます。ビタミンB6の過剰摂取が原因ならば、ビタミンの使用中止により症状も解消します。糖尿病による神経障害に対しては、血糖値を注意深くコントロールすれば、進行を遅らせたり症状を軽減できます。インスリンを分泌する細胞を膵臓に移植すると、神経障害が治癒することがあります。多発性骨髄腫、肝不全、腎不全の治療が行われると症状は徐々に改善されます。多発神経障害が癌による場合は、神経の圧迫を軽減するために癌を切除する手術が行われます。甲状腺機能低下が原因なら、甲状腺ホルモンを服用します。
数日(急性)、約1週(亜急性)以内に発症する急性の慢性炎症性脱髄性多発根神経炎に対して、発病は急性、亜急性の時も、慢性の時もありますが、緩徐に進行する場合や、再発、再燃を繰り返す多発神経炎をいいます。原因の明らかな場合と原因不明の場合があり、一般に原因不明の場合を称します。末梢神経は鉛筆の芯となる軸索とそれを覆うシュワン細胞の細胞体からなる髄鞘により構成されていますが、本症は髄鞘が直接障害される疾患(脱髄)です。障害される部位は脊髄から出て四肢、体幹の筋へ行く運動神経(障害されると運動麻痺となります)、皮膚、関節などから脊髄へ入る感覚神経(障害されると四肢の感覚麻痺)が障害されるために、四肢の運動麻痺、感覚麻痺(鈍麻、異常感覚など)がおこります。時に脳神経障害により舌・咽頭節麻痺、顔面節麻痺や稀に呼吸麻痺がおこることもあります。再燃、再発、慢性進行により筋萎縮、感覚の脱失も出現してきます。80%が運動障害優位の運動感覚障害型、10%が純粋な運動障害型、10%が感覚障害優位型です。
神経炎は単神経炎と多発神経炎に分けられます。単神経炎は単一の末梢神経の障害です。
多発性単神経炎は左右非対称に複数の神経が障害されます。 結節性動脈炎などの血管炎や膠原病に表れます。多発神経炎は遠位性対称性多発性神経障害、炎症性脱髄性多発性神経障害、多発性単神経炎、自律神経障害があります。広範な末梢神経障害により、ほぼ左右対称性で主に四肢末端部付近に運動、感覚または両者の混在した障害です。
ベル麻痺の中に、ウイルスが原因となっている例がしばしば認められます。最近ではこれらのウイルスがベル麻痺の原因の多くを占めることが分かってきました。およそ10万人に23人の割合で何らかの時期に発症します。腫れによって神経が圧迫され血流が減少します。単純ヘルペスウイルスによるウイルス感染であることを示唆する証拠があります。米国北東部では特に、ライム病もベル麻痺の一般的な原因です。黒人では、サルコイドーシスも一般的な原因です。
[ 症状、ご相談内容 ] :
現在、左手、左腕、左肩、左足(もも)の筋力がやせ細り、下記症状があり、日常生活や仕事で困っております。
左手の握力が5Kg程度、左手首の力が無く、左手首を続けて3回しか起こせない、左手でお茶碗を持てない、左手の親指を開けない、左手の
残りの4本の指を一本づつ動かせず、4本が同時に動いてしまう、左手でパソコンのキーボードをまともに打てない、左腕を肩よりも高く上
げられない。
歩く時の左足が大変つらく、左ももが体重を受け止められない。歩行時に左踵と左つま先が同時に着地してしまう。
8月初旬に左手、左足の動作の不調に気付き、整形外科での診察や大学病院の神経内科に検査入院して診察を受けて来ましたが、い
まだに病気が確定しておりません。1月から左腕、左足のリハビリテーションを続けて来ましたが筋力低下が徐々に進み現在の症
状に至っております。
12月に大学病院の神経内科でようやく「多巣性運動ニューロパチーの疑い」と言う診断が下り、免疫グロブリン療法を2回受けま
したが左手、左腕、左肩、左足(もも)筋力低下の進行は止まっておりません。
上記のような症状ですが治療は可能でしょうか?
当院の返信:
先月、一人多巣性運動ニューロパチー患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、
運動障害の症状がかなり良くなりました。一度お電話予約した上でご来院ください。
患者様の返信:
康先生
ニューロパチーの治療で大変お世話になっております。おかげさまで80%は回復し、全快まであと少しというところまで至りましたので、御礼方々、御報告申し上げます。
これも康先生はじめ、スタッフの皆様のおかげと大変感謝しております。
完治まで今しばらく、お世話になるかと思いますが、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
3月にインフルエンザに感染して脱水症状となり、両手両足先に強い痺れと脱力感で歩行困難、両手指先の麻痺がおこり、生活困難に陥りまし
たが、免疫グロプリン大量静注療法の治療をうけました。
その結果、やや好転を見たので、慢性炎症脱髄性多発神経炎との診断を受けました。
もう少し好転を望んで2度目の点滴治療をしましたが、あまり効果は認められませんでした。現在はPCのキーは遅いのですが叩けるようにな
りましたが、箸はまだ持てません。歩行は杖を頼りに数百メートル程度の散歩です。
[ 症状、ご相談内容 ] :
入院先のリハビリ+大脳磁気治療の副作用なのか、ワクチンの副作用がひどくなったのか
両脚の痙攣(震え)が止まらなくなっています。睡眠障害も出ています。口周囲から始まる全身のムズムズもひどいです。
脊髄損傷のリハビリではこのような事は起こらないとの事です。
多発性神経炎的な運動障害の症状ですが、原因は大脳や中枢神経にあるようで、それが、毒なのか?免疫応答の狂いなのか?
解明されていません。
薬を飲んでも食欲不振になったり、息が上がったりしてダメです。
通常の病気とは違う事がはっきりしたので、大変難しいと思います
いかがでしょうか。
[ 症状、ご相談内容 ] :
多発性神経炎の鍼灸治療を受けてみたいと思います。健康保険は効きますか?また、上記疾患では健保以外の料金はかかりますか?
今通っている病院の紹介状があれば健保は適用されますか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
ギランバレー症候群を発症しました。1年間の入院後、現在、自宅で療養中です。
毎週、1回(ST・OT・PT)リハビリで通院しており、握力が10kgほど身体の方は回復傾向がうかがえますが、顔面麻痺(=脱力、こ
わばり等)があり、口が閉じない状況で、リリカで耐え忍んでいます。
状況が好転しないため、リハビリも併用しながら、鍼治療もどうかと悩んでいます。
発症後、1年が経過しているので、鍼治療が効果あるのかわからないのですが、神にもすがる思いで治療箇所を探しています。
大変恐縮ですが、貴殿で治療ができるかどうか、また、現状から治療の価値があるのかどうか。
お聞きし、できれば受診をしたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
両足裏にしびれがあり、昨年12月に検査入院をして、放射線ニューロパチーと診断されました。
2001年に受けた放射線の影響のようです。
現在は感覚も弱いので、歩行にも支障をきたしており、じっと立っていることもできない状態です。