肝斑
肝斑とは、顔面に淡褐色斑として現れるしみです。
肝斑は、いわゆるシミのことで、顔に淡褐色のシミとしてあらわれます。シミにもいろいろ種類がありますが、日本人の皮膚はこの肝斑ができやすく、皮膚の色が浅黒い人ほどできやすいといわれています。しかし、その原因や実際の症状は、人により様々なものがあります。
肝斑は、頬や額などへ左右対称にもやもやと広がる地図状の淡褐色のしみです。通常まぶたにはできることがないため、下まぶたが白く、眼鏡をかけているように見えるのが特徴です。
20代後半〜40代の女性に圧倒的に多くみられます。肝斑という病名は、色が肝臓に似ているからであって、肝機能や肝障害とは一切関係ありません。
当鍼灸院の肝斑治療の目的は、肝斑患者にできるかぎりの回復の機会を提供することと肝斑の完全な回復までの時間を短縮することです。
当鍼灸院は25年間、肝斑の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【皮膚透穴針】を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の84%は経過がよいと考えられます。
当鍼灸院の治療方法は肝斑の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして肝斑の治癒で、肝斑患者の生活の質を向上させるのに役に立っています。
顔面、とくに頬、額、上口唇に左右対称に淡褐色の色素斑が現れます。妊娠時に現れる場合は、妊娠2〜3カ月ころから現れることが多く、次第に色調が濃くなります。出産後には徐々に消えていく場合もありますが、長期に持続する場合もあります。
シミの中でも日光性黒子が多いと思われていますが、30代以上の女性の中には、その症状から実は肝斑が多いケースも。シミといえば、形がはっきりしていて黒っぽく、点在しているものというイメージかもしれませんが、このようなタイプのシミは日光性黒子やソバカスなのです。
肝斑の検査法は特にありません。肝斑はシミの一種です。シミと一口にいっても、医学的にはいくつかの種類に分けられるといわれています。医学的に分けた場合、肝斑のほか、日光性黒子、ソバカス、炎症後色素沈着、対称性真皮メラノサイトーシスなどに分けられます。これらの肝斑の症状によって、診断します。
肝斑を予防ならびに改善するためには、食生活をはじめ生活習慣の改善を実践することが必要不可欠な要素となります。ここでは、肝斑対策をする上で推奨される基本的な生活習慣の項目を下記に紹介しておきます。
肝斑の鍼灸治療症例:肝斑患者400名、【皮膚透穴針】取穴:印堂、血海、外関、天井、天髎、膀胱経の肺兪、膏肓「コウコウ」、肺経の中府、列缼。
肝斑の鍼灸臨床経験: 当針灸院(鍼灸院)では、多くの肝斑患者の症状を回復させてきました。今も多くの肝斑が通っていらっしゃいます。肝斑患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの肝斑患者は髪の毛が再生し、正常な生活を送ることができるようになりました。
当院独自開発した【皮膚透穴針】:患部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ皮膚組織を改善する仕組みです。
1.【皮膚透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.皮膚動脈の血流量が増え、皮膚への血流供給が増え、皮膚に栄養が行き渡るようになります。
4.顔皮膚の沈着しているメラニン色素を吸収します。
【肝斑治療の実際様子と流れ】
1.当院独自開発した【皮膚透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。