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食道がん

食道がんの鍼灸治療  (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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食道がんについて

食道がんの原因|食道がん【癌(がん)】

食道がんとは、食道組織に発生する悪性腫瘍です。
食道は、喉から胃まで食物や液体を移動させる空洞状の筋肉の管です。食道壁は、粘膜、筋肉および結合組織を含むいくつかの組織層から構成されています。食道がんは食道内側から発生し、成長とともに他の層から外側に広がります。
食道がんは、約半数が胸の中の食道の真ん中から、次に1/4が食道の下1/3に発生します。食道がんは食道の内面をおおっている粘膜の表面にある上皮から発生します。食道の上皮は扁平上皮でできているので、食道がんの90%以上が扁平上皮癌です。

食道がんの原因

リスク因子には次のようなものがあります:

  1. 喫煙。
  2. 大量飲酒。
  3. 男性。
  4. バレット食道:食道下部の内側にある細胞が変化したり、食道がんを発生し得る異常細胞に置き換わったりしている状態です。胃の逆流(食道の下部に胃内容物が逆流する)は食道を刺激して、時間の経過とともにバレット食道を誘発する可能性があります。
  5. 高齢者。

食道がんの症状

食道がんの最も頻出な症状は、嚥下時疼痛、嚥下困難、体重減少です。

     
  1. 嚥下時疼痛または嚥下困難。
  2. 体重減少。
  3. 胸骨背部の疼痛。
  4. 声のかすれと咳。
  5. 消化不良と胸焼け。

食道がんの検査

食道がんの検査:

     
  1. 生検:病理医が細胞または組織を採取して顕微鏡下で観察し、がんの徴候を調べます。
  2. 食道鏡検査:食道内部の異常な領域を調べるために、食道鏡を口または鼻を通り食道まで挿入して食道内部を観察します。
  3. 胸部X線検査:胸部とその内部構造のX線像です。
  4. バリウム嚥下:食道と胃の連続したX線像です。

食道がんの診断

食道がんの診断には、一般にX線(レントゲン線)による食道造影検査と内視鏡検査があります。その他、がんの広がり具合を見るためにCT、MRI検査、内視鏡超音波検査、超音波検査などを行います。がんの進行程度を正確に診断することは、治療法を選択する上で非常に重要なことです。

食道がんの病期

  1. 0期(上皮内がん):0期(上皮内がん)では、異常な細胞は食道内側細胞の最も内側の層のみに限局して認められます。
  2. I期:I期では、がんは形成され、組織の最も内側の層を超えて食道壁の次の組織層まで拡がっています。
  3. II期:II期の食道がんは、がんがどの程度拡がっているかによってIIA期とIIB期に分けられます。
  4. III期:III期では、がんは食道外壁まで拡がっており、食道に隣接した組織またはリンパ節にまで広がっていることがあります。
  5. IV期:IV期の食道がんはがんがどの程度まで拡がっているかによって、IVA期とIVB期に分けられます。

食道がんの西洋医学的な治療

  1. 外科手術
    腫瘍のタイプと病期(ステージ)によって、乳腺腫瘤摘出か乳房を大きく切除する必要があります。判断によっては、腋窩リンパ節も手術の際に切除されます。
  2. 化学・内分泌療法
    主に術前・術後の補助化学療法や進行・再発乳癌の治療です。
  3. 放射線療法
  4. 分子標的治療

食道がんの予後

食道がん長期治療成績は診断確定時の乳癌の病期(ステージ)と癌がどのように治療されたかによります。早期発見されればされるほど予後は良いです。早期であればほとんどの食道がんが手術によって根治します。男性食道がんでは女性乳癌と比較して大胸筋浸潤を起こしやすく、進行癌で発見される確率が高いため、5年生存率40~50%と予後は不良です。

食道がんに対する当院鍼灸治療の取り組み

食道がんに対する針灸治療は、中国でも盛んに行っています。中国政府は針灸、漢方のがんに対する治療効果を重視し、多額な資金を投入し、多くの研究成果を上げています。カンボウジアのシアヌーク国王が1979年頃にガンを罹患し、西洋医学医に余命があと半年しかないと宣告され、中国政府に治療を求めました。中国政府は針灸、漢方医療チームを結成し、シアヌーク国王の治療に当てました。その後、シアヌーク国王が30年も生きられ、91才まで生きられました。
西洋医学的な治療では、さまざまな副作用があります。このため、当院は二十年数前から食道がんの針灸治療を取り組んできました。最新のがん研究情報に基づき、病院の西洋医学的な治療と平行に東洋医学の針灸治療を取り入れ、食道がんの治療成績を向上し、手術療法・放射線療法・化学療法などの副作用・後遺症を減らせることができました。

食道がん鍼灸(針灸)治療法

食道がん鍼灸(針灸)治療:食道がん患者201名、取穴:天突、肺兪、心兪、屋翳、足三里、天宗、肩井、腎兪、肝兪、太沖、三陰交。お灸。

食道がん鍼灸(針灸)臨床経験: 当針灸院(鍼灸院)では、多くの食道がん患者の症状を回復させてきました。今も多くの食道がん患者が通っていらっしゃいます。食道がん患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの食道がん患者は正常な生活を送ることができるようになりました。
西洋医学的な治療の癌(がん)に対する治療は、がん細胞のみならず、同時に正常な細胞も障害を受けることは避けられませんので、副作用・後遺症を伴います。食道がんも同様です。そのため副作用も強くあらわれることがあります。針灸の併用治療で、後遺症と副作用を減軽することができます。 また、針灸治療によって、免疫機能が強化され、自分の持っている回復力を利用して、癌細胞の繁殖を抑制し、生存率を高めることができます。

食道がん鍼灸(針灸)治療のメカリズム

針灸治療によって、免疫機能が強化され、自分の持っている回復力を利用して、癌細胞の増殖を抑制すると考えられます。

胃癌患者の質問

胃癌LI様

[ 症状、ご相談内容 ] :
胃癌で胃の全摘出手術を受けました。病理検査の結果ステージ(3)との診断です。治療標準に従い、来週から1年間の抗がん剤の治療 に入りますが、それだけでは不十分ではないかと考えています。癌は様々な要因が相互に作用して発症する全身的な病気でしょうから、身体 全体の治癒力上げるとともに生活習慣を正していく必要があるのでないかと考えています。その一つの療法として鍼灸が有効ではないかと考 えています。 そこで以下を確認したく、メールさせて頂きました。 (1)治療はどのようなペースで行われるのでしょうか。 (2)施術の主体は電気針でしょうか。 (3)有効性はどのようなエビデンスで確認できるのでしょうか。 (4)副作用の恐れはないのでしょうか。 (5)1回当たりの施術費はどの程度掛かるのでしょうか。 以上、よろしくお願いします。

当院の返事:
当院の鍼灸治療は胃癌手術後免疫力増強には、かなり 有効です。 最近、一人胃癌手術後患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、 体調がかなり良くなりました。 今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
お答えします:
(1)治療はどのようなペースで行われるのでしょうか。
特に決まっていないです。 (2)施術の主体は電気針でしょうか。
電気針+お灸
(3)有効性はどのようなエビデンスで確認できるのでしょうか。
体調と検査で確認できます。
(4)副作用の恐れはないのでしょうか。
副作用はございません。
(5)1回当たりの施術費はどの程度掛かるのでしょうか。
治療費は6500円/1回です。

患者様の返信:
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