腱鞘炎
腱鞘炎とは、腱と腱鞘の間に起きた炎症です。
腱鞘とは、腱を包んでいる鞘のことで、中に滑液と言う油の様なものがあり、腱を滑り易くしています。腱は要所要所のポイントで、この腱鞘を通り抜け、抵抗なく効率よく滑走し、指の屈伸が行なわれます。腱鞘炎とは、何らかの原因で腱鞘が炎症を起こし、腱が腱鞘内をスムーズに通過出来なくなった状態を言います。腱鞘炎の症状は痛みと腫(は)れ、だるさ、動きにくさなどで、手の指や手首、ひじに起こりやすいが、足首や膝に症状が出ることもあり、入力作業者や楽器の演奏家などによく起きます。
手を動かす力源は筋肉の収縮で、それにつながる腱は最終的には骨に付着して力が伝わる仕組みになっています。腱の部分は、細くて引っ張る力に対して大変丈夫な組織で、腱鞘とよばれるトンネルの中を滑走しています。手を使うとは、この滑走が何度もおこるということで、使いすぎるとトンネルが腫れてすべりが悪くなります。それによる痛みの程度は軽い違和感から激痛のため持った物を取り落としたり、痛みのために眠れないほどまで様々です。
当院の腱鞘炎の治療目的は、腱鞘炎患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと腱鞘炎の完全な回復までの時間を短縮することです。
腱鞘炎の治療は、西洋医学以外に東洋医学があります。当院は腱鞘炎患者さんの期待に応えるため、25年間、腱鞘炎の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の95%は経過がよいと考えられます。
腱鞘炎の場所が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
当院の針灸治療で、多くの腱鞘炎患者さんの痛みが消失しました。腱鞘炎患者さんの生活の質を高めるのに役に立っています。
関節の使いすぎや加齢、関節リウマチなどが原因です。
腱鞘炎の検査は、限局した圧痛、腫脹また腫瘤が触れることがあります。誘発試験としてフィンケルスタイン(Finkelstein)テストがあります。前記の症状で診断は確実です。
腱鞘炎の西洋医学治療は、鎮痛消炎剤、湿布剤などの処方を行います。それでも効果がない場合、腱鞘内に局所麻酔剤とステロイド剤と注射をします。
腕部だけでなく、肘部、肩部の柔軟性を高めることが必要です。
また、普段からの腱鞘炎の一番の予防法は、正しい姿勢で両脚を対称にまっすぐ歩くよう心がけることです。
腱鞘炎の鍼灸治療症例:腱鞘炎患者110名、取穴:阿是穴、合穀、手三里、外関。
腱鞘炎の鍼灸臨床経験:中国鍼灸院では、多くの腱鞘炎の症状を完治、或いは改善してきました。今も多くの腱鞘炎患者が通っていらっしゃいます。腱鞘炎患者の一人一人の症状に合わせて、中国鍼灸院はきめ細かい針灸(鍼灸)治療を行っています。中国鍼灸院の針灸(鍼灸)治療では、腱鞘炎患者の回復と予後は良好で、多くの腱鞘炎患者は普通の生活が可能となりました。
腱鞘炎鍼灸治療によって、かなり効果がありますので、鍼灸による保存治療が優先すべきでしょう。
当院独自開発した【手透穴針】治療法:指にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ腱鞘の組織を修復する仕組みです。
1.【手透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.腱鞘への血液、リンパの流れる量が増え、損傷した腱鞘組織を修復します。
4.腱鞘の局部免疫細胞の量を増やし、炎症や老廃物を吸収させます。
1.当院独自開発した【手透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に
生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
当院の返事:
腱鞘炎患者の多くは、当院で暫く鍼灸治療を受け、
かなり良くなりました。
間隔、何回ぐらい治療すれば、完治するかは、診察して
みないと分かりませんので、一度お電話予約した上、ご来院ください。
患者様の返信:
腱鞘炎の治療でお世話になっております。
最近、手首全体に痛みはかなり無くなりましたので、嬉しくて御報告申し上げます。
これは康先生のおかげと大変感謝しております。
完治まで今しばらく、お世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。