慢性喉頭炎
慢性喉頭炎とはウイルス感染または喉頭の使いすぎにより、急性喉頭炎が治りきらないまま、喉頭の炎症が慢性化した状態です。
喉頭炎の最も多い原因は、かぜなどの上気道のウイルス感染です。喉頭炎は気管支炎など上気道の炎症や感染を併発する場合もあります。声の出しすぎ、アレルギー反応、タバコの煙などの刺激物質の吸引によって、急性または慢性の喉頭炎が引き起こされます。喉頭の細菌感染は非常にまれです。
慢性喉頭炎の多くは、急性喉頭炎の繰り返しで起こります。しかし、鼻炎、副鼻腔炎、上咽頭炎、むし歯、口内炎などから起こることもあり、また、たばこの吸い過ぎやアルコールの飲み過ぎ、ほこりや煙の多い環境、声の使い過ぎなども原因になります。
症状としては、せきやたんが多く、乾燥感や異物感を訴え、声がかれて出しにくくなります。あるいは、粘膜が委縮して、かさぶたが付着していることもあります。
当鍼灸院の慢性喉頭炎の治療目的は、慢性喉頭炎患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと慢性喉頭炎の完全な回復までの時間を短縮することです。
慢性喉頭炎の治療は、西洋医学以外に東洋医学があります。当針灸(鍼灸)院は慢性喉頭炎患者の期待に応えるため、25年間、慢性喉頭炎の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針灸治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の90%は経過がよいと考えられます。
慢性喉頭炎の原因が多様なため、当針灸(鍼灸)院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当針灸(鍼灸)院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な頭部電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
慢性喉頭炎の鍼灸治療症例 :慢性喉頭炎患者320名、取穴:主穴―合穀、天容、頭維;配穴―迎香、上星、風府、禾髎「ワリョウ」、百会、天柱、風池、大椎、足三里。電気針。
慢性喉頭炎の鍼灸臨床経験 :当鍼灸院では、多くの慢性喉頭炎患者の症状を回復、或いは改善させてきました。今も多くの慢性喉頭炎患者が通っていらっしゃいます。慢性喉頭炎患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。針灸治療では、慢性喉頭炎患者の生活の質と予後は比較的良好です。ほとんどの慢性喉頭炎患者は完治になりました。
鍼灸治療では、慢性喉頭炎には消炎効果がありますし、鎮痛効果もかなりあります。多数の患者さんでは、鍼灸治療後、すぐにも痛みが緩和し、あるいは消失します。
当院独自開発した【咽喉透穴針】治療法:咽喉部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ咽喉の炎症組織を修復する仕組みです。
1.【咽喉透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.「確率共鳴」という現象が起き、咽喉頭の免疫細胞の働きを活発化させます。
4.神経の伝達を通じ、咽喉の炎症組織を修復します。
【慢性喉頭炎治療の実際様子と流れ】
1.当院独自開発した【咽喉透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
この節、大変お世話になりました。
3年前から風邪を引いた後に、声がれ、咳などの症状が現れ、耳鼻科を受診したところ慢性喉頭炎と言われ、薬物を処方してもらいましたが、思うように症状が良くなりませんでした。
友人の紹介で、中国鍼灸を尋ね、鍼灸治療を受け、2週間後は、声がれ、咳などの症状が無くなり、喉がすっかり元通りになりました。
中国鍼灸に通院して驚いたことは、都内にとどまらず全国から多くの患者さんが先生方をたよって病気と闘っていることです。私はこのように元気になりましたが、病気と闘っておられる皆さんが一日も早く良くなることを心からお祈りしております。
(以上御本人様の承諾をいただいて掲載いたしました。)
慢性喉頭炎の原因は喫煙、声の酷使、ほこりの吸入、急性喉頭炎の反復、あるいは上気道や下気道からの炎症の波及、とくに副鼻腔炎の後鼻漏が原因になります。塵埃や刺激ガスに慢性的にさらされる職業や、のどを酷使する職業も原因になります。また、喫煙習慣による慢性喉頭炎も多くみられます。
慢性喉頭炎の診断は間接喉頭鏡検査や喉頭ファイバースコープ検査で喉頭を観察し、喉頭粘膜の発赤、浮腫などを確認することにより容易に診断できます。しかし、慢性喉頭炎と似た症状を示すものに喉頭がん、喉頭結核、声帯ポリープなどがあり、これらの疾患と区別することも重要です。とくに、ヘビースモーカーの人は喉頭がんとの区別が必要です。
慢性喉頭炎の西洋医学治療はまず原因の治療です。炎症の原因となる鼻や耳などの病気の治療を同時に行い、梅毒や結核が原因の場合には特別の薬物療法を行ないます。
喫煙が原因であれば禁煙、塵埃・のどの酷使などが原因であればそれらへの対策や生活環境の改善が必要です。薬物治療は症状が強い場合や急性の増悪が認められた時に行いますが、消炎薬、鎮咳(ちんがい)薬、抗生剤の経口投与や抗生剤、ステロイドホルモンなどのネブライザー吸入が行われます。
次は局所の治療、患部にアドレナリンやプロタルゴールなどの薬物を注入したり抗生物質やステロイド剤をネブライザー(噴霧療法)として吸入すると効果があります。うがいで口腔、咽頭を清浄するのも間接的効果があります。
[ 症状、ご相談内容 ] :
慢性喉頭炎です。
鍼灸で治れますか。
当院の返事:
同じ症状で治った方がたくさんいらっしゃいますので、心配ないと思います。
患者様の返信:
5月に初めて貴院へお伺いしてから、早や3週間になります。
お陰様で、ここのところ喉頭炎は殆ど感じません。
ありがとうございます。
明日もお伺いしますので、どうぞよろしくお願いします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
慢性喉頭炎で悩んでいます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
慢性喉頭炎ではっきりとはわかりませんが、困り始めて3〜5年ほど経つ気がします。
それでも改善の見込みがありますか?
その場合、どのくらい通ったら良いのでしょうか?
短期集中よりも一週間に1〜2回ほどのペースで通うべきでしょうか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
1月に喉の酷使、そして逆流性胃炎により急性喉頭炎になりました。そして、その後歌をやっていたため、なかな
か喉を休められず慢性喉頭炎になってしまいました。3月あたりから歌も終わり喋らないようにしています。現在の症状としては、喋ると痛
い、飲み込む時も気をつけている、というような形です。先日都内の大きな病院で軽い慢性喉頭炎となっていると診断を受けました。白い膿
などはないのですが、声帯とその周りに炎症が見られるとのことでした。
その後も気をつけてはいるのですが、正直もう半年くらいになるのでまた悪化したらどうしようという気持ちでなかなか思うように喋れません
。(実際腫れていますし…)