乱視
乱視とは、角膜や水晶体が歪んで回転体でなくなる事によって光の屈折がずれ、焦点が合わなくなる目の屈折異常の状態です。
乱視の原因は主に角膜と水晶体の歪みによるものです。理論上、眼球が均一な球体であれば乱視は生じないことになりますが、人間の目は大なり小なり歪みがあるのが普通で、そうなると角膜や水晶体を通過する光の屈折が光の入ってくる方向によって均一でなくなります。
乱視の多くは、乱視や遠視と同様に補正レンズで矯正することが可能ですが、角膜の病気などが原因で起こった乱視は矯正することが困難です。
乱視は主に角膜と水晶体でおこります。若い方の場合は、主に角膜の形状の異常でおこります。つまり、角膜がきれいなドーム型ではなく、ラグビーボールのようにひずんでおり、光が強く屈折する部分と弱い部分があるため、網膜にはぼやけた像が映し出されます。軽度の乱視の矯正はメガネでも可能ですが、強度の場合はハードコンタクトレンズや屈折矯正手術でしか矯正することができない場合があります。
当院の乱視の治療目的は、乱視患者にできるかぎりの視力回復の機会を提供することと乱視の完全な回復までの時間を短縮することです。
当院は25年間、乱視の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。
治癒した例、改善した例を合わせると患者の85%は経過がよいと考えられます。
針灸院の治療方法は乱視の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして視力の回復で、乱視患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
乱視の鍼灸治療症例 :乱視患者120名。取穴:攅竹、太陽、瞳子髎、翳明、糸竹空、三間、合穀、公孫、足三里、光明、太沖。電気針、針体から低周波を流し続けます。
乱視の鍼灸臨床経験 :当鍼灸(針灸)院では、多くの乱視患者の症状を回復、或いは改善させてきました。今も多くの乱視患者が通っていらっしゃいます。乱視患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。針灸治療では、乱視患者の生活の質と予後は比較的良好です。
当院が独自開発した【眼底透穴針】治療法:
眼球の奥にある特殊なツポに一本の針を通し、微弱電流で刺激し、電気信号は網膜にある視細胞のところで、電気エネルギーに変えて、毛様筋、角膜、水晶体など眼球組織を健常化させます。
更に電気エネルギー信号は視神経を伝わり、後頭葉にある皮質視中枢に達し、視中枢の働きを活性化する仕組みです。
乱視治療の実際様子と流れ
1.当院が独自開発した【眼底透穴針】
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
[ 症状、ご相談内容 ] :
初めまして。
父方の祖父母の家系が近視だったようですが、私の両親は若い頃は眼鏡をかけておらず、私も子供の頃から眼鏡とは無縁の生活を送ってきまし
た。
しかし、3年前の9月、単身赴任をした頃に、夜の電車の中で新聞の文字を読み辛く感じるようになりました。
2年前の10月には、雨の日に車を運転していたら、景色に砂嵐を掛けたような感じになりました。
今年1月、地元の眼科医で診察してもらったところ、最初緑内障の可能性を指摘されたものの、1週間を経て再検査したら眼圧は正常値でした
。
私の誕生日は9月6日であり、今年は運転免許更新があります。
緑内障ではないと言われても、視界の違和感は続いていました。
運転していると、前の車のナンバープレートに例えば「ね・123」と書いてあったら・が左右に2つに見えたりします。
人差し指の指紋が26cm離さなければよく見えず、字を書いていて文字がかすれて線をなぞろうとしても、線が縦に2本に見えてしまい、う
まくなぞれません。
昨日、視力回復センターで検査してもらったら、視力が右0.2、左0.7でした。
視力検査表のCという記号が左右に2つ並んでしまい、特に斜めは難しかったです。
倒乱視だと言われました。
視力回復センターとしては、「老眼が始まっていたら、本社の方法では効果が現れない」としながらも、「可能性がないわけではないので、本
社で試してみるか」とは言って下さいました。が、効果は約束できないと念を押されました。
運転免許の更新は、恐らく誕生日の1ヵ月後までには行わなければなりません。
運転免許証に「眼鏡等」とは書かれたくないし、3年以上前の視力に不安のない生活に戻りたいです。
貴院で乱視の治療はできますか。
当院の返事:
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
同じ症状で治った方がたくさんいらっしゃいますので、心配ないと思います。
患者様の返信1:
いつもお世話になっています。
昨日、視力回復センターに月謝を支払い、訓練を始めるつもりでいましたが、キャンセルをし、来週の木曜日に延期してもらいました。
視力回復センターは、「弊社の方法は、老眼が始まった人には通用しない。あなたも、まだ眼鏡が必要なレベルではないが、本を近い距離では読み辛いなど、多少老眼が始まっていると思われる。弊社の方法で効果があるかどうかは可能性半々だ。まずは1ヶ月試してくれ。それから、免許更新まで2ヶ月では効果は出ない。半年から1年は見てもらわないと。従って、今回の免許更新では”眼鏡等”と書かれる可能性がある」と言っています。
安いものではないので、早く効果が現れる可能性が高い方法を選びたいと思っています。
残念ながら、視力回復センターは自信がないようだし、仮に効果があったにしても時間がかかるとしています。
視力回復センターの月謝は、
週1回×9ヶ月の訓練で、26460円×9ヶ月=238140円
週2〜3回×6ヶ月の訓練で、34560円×6ヶ月=207360円
とされており、私は早く効果を得たいので週2〜3回の訓練を受けようかなと考えていました。
鍼灸院で老眼を改善するだけでも、視力回復センターとしても成功可能性が高くなるな、とも考えました。
勿論、安いものではありませんので、鍼灸院で乱視が改善できるのであれば、それに越したことはありません。
患者様の返信2:
火曜日午後5時を予約しました。
宜しくお願いします。
脳の近くに鍼灸施術することになるのですよね。
血の巡りが良くなりすぎ、帰りの電車の中で気分が悪くなることはありませんか。
私は、2011年8月24日〜2012年3月28日に福島県会津若松市に単身赴任し、毎週土日に埼玉の実家に帰省する生活をしていました。
症状が出始めたのは、2011年9月頃です。
最初は、夜の電車の中で新聞を読んでいたら見づらいなどの老眼を思わせる症状が現れました。
会津から帰って来て間もない2012年5月頃、運転中に前の車のナンバープレートがよく見えないなど視力低下を思わせる症状が現れたため、眼科を受診したものの視力は左右とも0.8程度で「運転免許にも問題ない」と言われました。
2012年10月頃から雨の日に運転していると景色に砂嵐のようなものが見えるようになりました。
2013年12月頃右目が急に奥二重になる(それ以前はきれいな二重だった)などの症状が現れ、2014年1月に眼科を受診したら眼圧が高めに現れて緑内障を疑われたものの、翌週再び測定したら、眼圧は正常値でした。
会津に行って間もない2011年9月頃、耳の症状も現れて、耳鼻咽喉科を受診しました。
左耳に波のような音が聞こえるようになり、聴力を測定したら「会話領域の音が聞こえていない。聴覚神経が死んでいる可能性がある。聴覚神経は一度死んだら再生しない」と言われました。
しかしこれも、翌週聴力を再測定したら正常値に戻っており、ストレスが原因である可能性を指摘されました。
「病気を叩くのではなく、体の自然な回復を応援する薬」を処方されました。
ただ、現在でも左耳に波のような音が聞こえることがあります。
当院の返事:
お待ちしております。
目と脳の近くに鍼灸施術することになります。気分が悪くなることはありません。
他の症状も併せて、治療を行ないます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
左目の乱視がひどく、上斜視ぎみです。鍼灸治療で効果は望めますでしょうか。
[ 症状、ご相談内容 ] :
乱視による弱視で矯正視力が0.5〜0.6くらいで、なかなか上がりません。