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鼻血

鼻血の中国鍼灸治療 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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鼻血について

鼻血とは、鼻、特に鼻腔からの出血することです。
鼻いじりのくせがあったり、たまたまぶつけて鼻から出血ということはよくありますが、特に原因も思い当たらないのに長く続いたり、量が多かったりすると心配になるものです。
鼻の穴の間にあるしきり(鼻中隔)の粘膜の前方で鼻の穴から1cmぐらいの場所をキーゼルバッハといっています。この部位は粘膜が薄く、かつたくさんの細かい血管が集まっているので、鼻かみ・いじり・こすりなどちょっとした刺激で出血します。鼻血の中、もっとも多いのは、鼻の粘膜に傷がついて出血するものです。

鼻血に対する当院の取り組み

当鍼灸院の鼻血の治療目的は、鼻血患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと鼻血の完全な回復までの時間を短縮することです。
鼻血の治療は、西洋医学以外に東洋医学があります。当針灸(鍼灸)院は鼻血患者の期待に応えるため、25年間、鼻血の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針灸治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の90%は経過がよいと考えられます。
鼻血の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な頭部電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
当針灸(鍼灸)院の針灸治療で、多くの鼻血患者さんの鼻の症状がなくなり、風も引かないようになりました。

鼻血の原因

  1. 全身性出血性素因:全身性出血性素因の一症状としての鼻出血が見られる場合です。血液内科で扱う疾患になります。 全身性出血性素因は、さらに以下のように分類されます:
    【先天性出血性疾患】von Willbrand病は、鼻出血などの粘膜出血が見られやすい疾患です。この疾患であるにもかかわらず、診断がされていないいわゆる隠れvon Willbrand病の方も少なくないものと思っています。
    【後天性出血性疾患】血小板数が低下するような疾患、あるいは、消炎鎮痛剤(アスピリン、インドメタシンなどなど)の連用でも、血小板の機能が低下して出血傾向をきたすことがあります。
  2. 耳鼻咽喉科の疾患:鼻ポリープ、鼻腔の腫瘍、鼻腔の炎症などです。換言しますと、鼻出血の患者様を拝見しましたら、耳鼻咽喉科は必ず受診した方が良いです。

鼻血の症状

鼻血は、興奮したときや長時間暑いところにいてのぼせたときなどに見られる症状です。特に子供の場合、大人より鼻の粘膜が薄いため出血しやすいといわれています。
鼻血症状のほとんどは、軽いものです。指で鼻をほじったりする以外に、のぼせ、急な気温変化、刺激のある食べ物などによって症状が出る場合もあります。鼻をかむたびに血が混じる状態が長く続いたり、大量出血する場合には、何が他の原因があると考えたほうがいいかもしれません。高血圧症、糖尿病、動脈硬化症、白血病などの血液の病気、鼻のがんなどが原因として挙げられます。

鼻血の検査

  1. 血算(血小板数を含む)
  2. 出血時間(必要に応じて、初めから血小板凝集能を行うこともあり)??:鼻出血が主訴の場合には、やはり血小板凝集能は初めから行なうべきでしょう。von Willebrand病(VWD)では、リストセチン凝集の欠如と言う特徴的な所見が見られます。
  3. FDP
  4. フィブリノゲン
  5. 活性化部分トロンボプラスチン時間
  6. プロトロンビン時間

鼻血の診断

鼻血の検査をすることで、原因を特定することができます。ただの鼻血なのか、それとも何か別の病気が隠れているのか、そこをハッキリさせることで適切な診断ができます。

鼻血の西洋医学治療

急性鼻血の治療は、鼻鏡や内視鏡を使って出血場所を確認し、出血部位が見つかったら、血管収縮性のある薬液を用いて止血したり、ガーゼを鼻腔内に詰めて応急的な止血処置をします。繰り返す例では、薬剤を塗ったり、電気凝固メスなどを使って原因血管を焼灼したりして止血や再出血の予防をします。激しい鼻出血では時に入院や手術を要します。

鼻血が出たときの対処法

以下の処置で殆どの鼻血(キーゼルバッハからの出血)は止まります。

  1. 両側の小鼻(鼻翼:鼻の先))を親指と人差し指ではさんで、鼻を強くつまむようにして5〜10分間しっかり押さえ続けます。詰め物は特に要りません。
  2. 前かがみの姿勢で、鼻血がのどにまわらないようにします。まわったら飲み込まないで、静かに吐き出して下さい。

鼻血の鍼灸治療症例と臨床経験

鼻血の鍼灸治療症例と臨床経験

鼻血の鍼灸治療症例 鼻血患者32名、取穴:主穴―合穀、頭維;配穴―迎香、上星、風府、禾髎「ワリョウ」、百会、天柱、風池、大椎、足三里。電気針。

鼻血の鍼灸臨床経験 :当鍼灸院では、多くの鼻血患者の症状を回復、或いは改善させてきました。今も多くの鼻血患者が通っていらっしゃいます。鼻血患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。針灸治療では、鼻血患者の生活の質と予後は比較的良好です。ほとんどの鼻血患者は完治になりました。
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