先天性喘鳴
先天性喘鳴とは、生後まもなくから数週間の間に吸気時にゼーゼー、またはヒューヒューという呼吸音を伴う病気です。
喘鳴は、鼻から咽頭、喉頭、気管、気管支にいたる空気の気道に狭窄があり、そこを空気が通るときの気流の乱れによる雑音です。子供の気道は大人に比べて非常に細く、気道の壁も軟弱なので、狭窄で喘鳴を起こしやすい素地を持っているといえます。
当院の先天性喘鳴の治療目的は、先天性喘鳴患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと先天性喘鳴の完全な回復までの時間を短縮することです。
先天性喘鳴の治療は、西洋医学以外に東洋医学の治療も効果があります。当院長は先天性喘鳴患者の期待に応えるため、25年間、先天性喘鳴の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【肺透穴針】を開発しました。そして良い成果を上げています。
針灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の80%を占めます。
先天性喘鳴の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして先天性喘鳴の治癒は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
当院独自開発した【肺透穴針】治療法:胸部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ気管支、肺の働きを改善する仕組みです。
1.【肺透穴針】:特殊なツボにハリをうちます
2.ハリに微弱電流を流します
3.咽頭、喉頭の狭窄を拡張します
4.「確率共鳴」という現象が起き、交感神経を活発化させます
5.気管支、肺の働きを活性化します。
1.当院独自開発した【肺透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
喘鳴は、息を吸い込むときに聞かれる吸気性喘鳴と、吐くときの呼気性喘鳴に分けられます。吸気性は上気道(咽頭から喉頭)、呼気性は下気道(気管から気管支)の狭窄によって起こります。喘鳴を起こす疾患は多く、生まれつきの気道の構造異常による先天性喘鳴、炎症による粘膜のはれや分泌物がたまることによる急性喉頭炎、気管支炎、そのほか気管支喘息のようにアレルギーが関係するものや、誤って異物が気道に入ることによるものなどさまざまです。
先天性喘鳴は主として、咽頭、喉頭に狭窄の原因があり、喉頭・気管の軟骨が脆弱なために、空気を吸うときに喉頭、気管の内腔がつぶれて狭くなり、ゼオゼオします(喉頭軟化症、気管軟化症)。ほかの原因としては、喉頭や気管周囲の腫瘍(しゅよう)や血管輪(大動脈が途中で2つに分かれてリングを形成する病気)があります。
生後1〜2カ月以内に、息を吸うときにゼーゼーいう音が聞こえる(吸気時喘鳴)ようになります。喘鳴は息を吸うときに強く、また興奮したり泣いたりすると増強し、腹ばいで改善します。
検査はファイバースコープで、呼吸時の喉頭を観察します。また、MRI(磁気共鳴画像法)、CT検査、頸(けい)部X線で原因を鑑別していきます。
胸部、喉頭、顔面レントゲン、喉頭気管支鏡、食道造影などで確定診断ができます。
先天性喘鳴の原因となっている病気をあきらかにして、治療します。喉頭軟化症、気管軟化症では生後半年をすぎるとしだいに改善します。腫瘍(しゅよう)や血管輪では手術が必要なことがあります。
先天性喘鳴鍼灸治療症例 :先天性喘鳴、【肺透穴針】取穴:壇中。電気針。
先天性喘鳴鍼灸臨床経験 :当院では、多くの先天性喘鳴の症状を回復させてきました。今も多くの先天性喘鳴患者が通っていらっしゃいます。先天性喘鳴患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療の結果、先天性喘鳴患者の呼吸が改善されます。そして、大多数の先天性喘鳴患者は呼吸が正常になりました。
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