強膜炎
強膜炎は、眼球の外側の強膜におこる炎症のことです。
強膜炎は、30代から50代の成人に最も多く、女性に多いです。強膜炎患者の3分の1は両眼に発症し、約半数では原因が不明です。
強膜炎は膠原病である関節リウマチ、全身性エリテマトーデスを伴うことがあります。その他、全身性の炎症性疾患、梅毒、結核、サルコイドーシス、痛風などを伴うこともあります。
強膜炎は、非常に強い痛みを伴い、失明することもあります。
当院の強膜炎の治療目的は、強膜炎患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと強膜炎の完全な回復までの時間を短縮することです。
近年、難治とされる強膜炎の治療は、西洋医学以外にも新しい治療法を求める動きが世界中に広がりました。欧米、中国などの国では、針灸の強膜炎に対する有効性が再認識するようになっています。中国鍼灸院も強膜炎患者さんの期待に応えるため、25年間、強膜炎の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の眼底電気針治療法【眼底透穴針】を開発しました。
そして良い成果を上げています。
鍼灸治癒した例、改善した例を合わせると患者の75%は経過がよいと考えられます。
強膜炎の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
中国鍼灸院の針灸治療で、多くの強膜炎患者の痛みは治療の5−6回目から減軽されていきます。視力の改善もします。
強膜炎の鍼灸治療症例 :強膜炎患者120名、【眼底透穴針】取穴:大椎、風池、攅竹、太陽、瞳子髎、翳明、糸竹空、三間、合穀、公孫、足三里、光明、太沖。電気針、針体から低周波を流し続けます。
強膜炎の鍼灸臨床経験 :中国鍼灸院では、多くの強膜炎患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くの強膜炎患者が通っていらっしゃいます。強膜炎患者の一人一人の症状に合わせて、中国鍼灸院はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。今までの強膜炎針灸治療では、強膜炎患者の生活の質と予後は比較的良好です。多くの強膜炎患者の炎症の回復が可能です。
中国鍼灸院では原因の不明な強膜炎はよく鍼灸で治してしまいます。当院の鍼灸は、早い段階で目の痛みが減軽できます。強膜炎にはかなり有効的な治療法です。強膜炎原因となる病気が判明した場合は、その病気に対する治療を並行して行います。
強膜炎の症例 :
松下様 61歳 男性
5年前に病院で右目強膜炎と診断され、ずっとステロイド点眼薬を使っていました。痛みと充血が緩和されますが、なかなか治れませんでした。
ネットで中国鍼灸院の事を知り、『臨床実験でも良い。この先役に立てるのなら…』を思いながら、『もしかしたら、少しでも症状が改善されるかもしれない!!』と、希望の光が見えた様で、伺いました。
鍼灸治療を受け、6回目から、右目の充血が半分以上引き、痛みはかなり緩和されました。11回目終わった後、痛みは感じなくなりました。
その日に眼科へ行き、検査を受け、「もう強膜の炎症が、残っていませんよ」と言われました。
鍼灸治療後1年以上たった現在は、自分が眼の痛みに悩まされていたことなどは、ほとんど忘れています。鍼灸治療を受けて、よかったとつくづく思います。(以上御本人の承諾をいただいて掲載いたしました。)
当院が独自開発した【眼底透穴針】治療法:
眼球の奥にある特殊なツポに一本の針を通し、微弱電流で刺激し、電気信号は網膜にある視細胞のところで、電気エネルギーに変えて、強膜を修復させます。
更に電気エネルギー信号は視神経を伝わり、後頭葉にある皮質視中枢に達し、視中枢の働きを活性化する仕組みです。
【強膜炎治療の実際様子と流れ】
1.当院が独自開発した【眼底透穴針】
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
先生の御蔭で、強膜炎がすっかり治って2年が経ちました。
3年前に、突然左目の視力低下と眼の痛みが激しくて、病院で強膜炎と診断され、原因は不明でした。特に夜間に痛みが強く、目薬とステロイドは効果がありませんでした。やむを得ず会社を休職しました。
掛かり付けの医師から「強膜炎」は中国鍼灸院が最先端の技術を持っているから、という理由でご紹介を頂きました。紹介状を書いていただき、中国鍼灸院を受診しました。
早速に鍼灸治療を5回受けたところ、夜間に痛みが無くなり、さらに24回続けて、強膜の炎症が治り、視力も回復し、職場に復帰し、目の疲れも出にくくなりました。
中国鍼灸院に受診して驚いたことは、私にとどまらず全国から多くの患者さんが先生方をたよって病気と闘っていることです。私はこのように元気になりましたが、病気と闘っておられる皆さんが一日も早く良くなることを心からお祈りしております。
(以上御本人の承諾をいただいて掲載いたしました)
強膜炎の西洋医学治療には非ステロイド性抗炎症薬や、プレドニゾロンなどのステロイド薬を服用します。点眼薬や軟膏は強膜炎には効果がよくありません。
上強膜は、比較的血管が多いです。充血と異物感があっても、痛みはほとんどありません。痛みが出てくることがあり、原因は不明です。
[ 症状、ご相談内容 ] :
左目の目頭側の充血が続き眼科を受診。
強膜炎と診断され2種類の点眼薬を処方され使用してましたが、改善が見られない為1週間後に注射し充血は改善傾向、点眼を処方どおり続け
たが充血が悪化し再度注射。
一日の点眼回数を減らし指定期間ステロイド点眼をしていましたが、充血は無くなったが眼痛が増加している状態です。
当院の返事:
最近、一人強膜炎患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、
視力がかなり良くなりました。
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
当院が開発した特殊な治療法で、治った方がたくさん
いらっしゃいますので、心配ないと思います。
服用すべき漢方薬は、ご紹介できます。
お話を伺った方が良いですので、一度お電話ください。
患者の返事:
お世話になっております、ありがとうございます。
本日治療に伺ったときに、本人がお伝えしたかと思いますが、
先週の眼科の検査結果、目頭側の充血が無くなっていました。
おかげさまで、体調は良いようですので、このまま先生のところに通院させて経過を見ていきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
[ 症状、ご相談内容 ] :
点眼しています。ひどい痛みと炎症は3日ぐらいで
和らぎましたが、多少の充血と目の違和感や軽い痛みのような
ものは続いています。左目にも刺すような痛みが走り、今は両目にステロイド点眼をしています。多少視力は下がりました。
天日海塩を水に少量混ぜて点眼してみたりも
していますが、完治には至りません。
強膜炎になる数ヶ月前から光視症(両目)にもなっています。
このままステロイドを使い続ける事に不安を覚えてます。
治療は可能でしょうか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
強膜炎を患って8年ぐらいになります。
ステロイド服用、目薬点眼も長く、飲む量も減っていますがなかなか炎症がなくなりません。
ずっとこの長い状態が続いていることに早く終止符をうちたいのですが、打開策がなく困っている中こちらのサイトを見つけました。
ただ遠方(沖縄)でもあるので続けて通うのが難しいとは思いますが、だいたい治療をうけてどのくらい空けたほうがよいとかありますか?
例えば1ヶ月に1度とか、また2日続けて治療うけてまた1ヶ月後とかアドバイスをいただきたいです。
宜しくお願い致します。
[ 症状、ご相談内容 ] :
7月から右目右側部分だけの充血があり、
9月に強膜炎と診断されました。
最初の頃は痛みがひどかったのですが、
今はステロイドの飲み薬で痛みはないです。
大学病院に通っているのですが、
様々な検査をしても原因不明のままです。
炎症がひどく大きく、症例が少ないらしいです。
感染症やウイルスで起きている炎症では
ないということはわかっています。
充血がひかず、困っています。