中心性漿液性脈絡網膜症
(中心性網膜症)
中心性網膜症とは、脈絡膜から血漿が漏れ、網膜の下にたまり、網膜がドーム状に剥離する病気です
中心性網膜症は、光を感じる網膜の中で、最も視力に関係する黄斑に網膜剥離が発生し起こる病気です。
網膜と脈絡膜との間に、色素上皮が水分の漏れを防いでいます。色素上皮に異常がおこりますと、水分の漏れが始まり、眼底の中心に水ぶくれができます。
中心性網膜症は、中年男性の片眼に発症しやすく、物を見ると中心部がほぼ円形に暗くなり、物が小さく見えたり、ゆがんで見えます。眼底検査では、網膜の黄斑部に水がたまり、網膜剥離もみられます。
中心性網膜症の原因はまたわかっていませんが、20〜40代働き盛りの男性、軽い屈折異常の人に起こりやすいです。
忙しい人が起こりやすいため、ストレスが誘因ともいわれています。
中心性網膜症は、片目に発症することが多いのですが、両方の目の発症することもあります。
中国鍼灸院の中心性網膜症の治療目的は、中心性網膜症患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと中心性網膜症の完全な回復までの時間を短縮することです。
頑固な中心性網膜症に対する治療の難しさから、当院は30年前から中心性網膜症の針灸治療を精力的に取り組んできました。
試行錯誤の末、独自の【眼底透穴針】を開発しました。
そして、この特殊な治療法で、よい実績が得られました。
治癒した例、改善した例を合わせると患者の85%は経過がよいと考えられます。
中国鍼灸院の治療方法は中心性網膜症の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして中心性網膜症の治癒で、中心性網膜症患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
中心性網膜症の鍼灸治療症例 :中心性網膜症患者980名。【眼底透穴針】取穴:眼底穴、球後、太陽、晴明、翳風。針体から微電流を流し続けます。 眼底穴と球後穴、中国では、目の病気の治療によく使われますが、他のツボより痛みが出やすいため、当院ではこのツボを使う場合、患者さんに説明し、同意してもらった上のみ、治療を行います。
中心性網膜症の鍼灸臨床経験 :中国鍼灸院では、多くの中心性網膜症患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くの中心性網膜症患者が通っていらっしゃっています。
中心性網膜症患者の一人一人の症状に合わせて、中国鍼灸院はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。今までの中心性網膜症針灸治療では、中心性網膜症患者の生活の質と予後は比較的良好です。
多くの中心性網膜症患者は、視力低下と歪視が治療の早い段階で回復しました。
中心性網膜症回復には、早期の鍼灸治療が重要です。発症してから、比較的に早い段階で、来院された方のほとんどが完治しています。
中心性網膜症に罹って、当院に来られた中心性網膜症患者の多くは旅客機のパイロットでした。高空で受けた宇宙放射線の影響が大きいだと思います。
日本では、パイロットに対する規制がアメリカより厳しく、裸眼視力は両目0.7以上でなければ、地上勤務に変更されますので、困ったパイロットたちは同僚の紹介で、次々と治療に来られました。
その8割以上は順序に回復し、パイロットの仕事に復帰されました。
当院が独自開発した【眼底透穴針】治療法:
眼球の奥にある特殊なツポに一本の針を通し、微弱電流で刺激し、電気信号は脈絡膜で、電気エネルギーに変えて、漏れた水分を吸収させ、 更に電気エネルギー信号は脈絡膜の血管を健常化する仕組みです。
1.当院が独自開発した【眼底透穴針】
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
御蔭様で、右目の視力が戻って、1年経ちました。
最初に中心性網膜症と診断されたときには、すでにかなり進行していた状態のようでした。医者にも「あなたの中心性網膜症はずいぶん前からのものだ」と言われました。 その後、転々と眼科病院に治療を受けました。
点眼薬と飲み薬は毎日続けておりますが、視力が悪くなる一方でした。
視力が1.0から0.5まで下がりましたので、次のパイロッド免許更新ができなくなるではという不安を抱えながら、中国鍼灸院を尋ねました。
針灸治療1カ月後、中心暗点と変視症が少しずつ回復し、さらに2か月後、物がはっきりと見え、視力が0.9まで戻りました。
会社の眼底検査では、黄斑部の水溜りが綺麗に吸収されたといわれました。
お陰様でパイロッド免許の更新ができました。
現在経過は良好で、視力も0.9のまま安定しています。「パイロッド免許の更新ができた」あの感激は終生忘れません。中国鍼灸院のスタッフの皆さんに巡り合えた私は、幸運だったと思います。
中心性網膜症は過労や睡眠不足のあとなどに発病することが多く、ストレスが誘因となって発病すると考えられています。
黄斑付近の網膜に栄養分を供給する脈絡膜の血管から血液中の水分がにじみ出て、この水分が黄斑付近に溜まることで網膜剥離が起こります。
中心性網膜症のなりますと、片方の視野中心部が暗く見える(中心暗点)、物がゆがんで見える(変視症)、物が小さく見える(小視症)などの症状が出てきます。中心性網膜症が治ったあとも、何となく見えにくいという症状がしばらく続くことが多いです。中心性網膜症は治癒と再発を繰り返したり、何年かして再発することもめずらしくありません。中心性網膜症は日本に多く、30〜40歳代の働き盛りの男性に多くみられます。
中心性漿液性網膜脈絡膜症は眼底検査でおおよそ中心性漿液性網脈絡膜症(中心性網膜症)の診断がつきますが、はっきりさせるには蛍光(けいこう)眼底検査が必要です。どこからもれているのかが明瞭にわかります。血管新生黄斑症(けっかんしんせいおうはんしょう)とまぎらわしいことも多く、区別するためにもこの検査が重要です。
[ 症状、ご相談内容 ] :
近くの眼科医院で中心性漿液性網脈絡膜症ではないかと診断され、病院を受診いたしました。結果は加齢性黄斑変性と診断
され眼球に注射を11回打ちましたが改善されず、セカンドオピニオンで大学病院の眼科を再度紹介され本日検査、受診してきました。結果
は中心性漿液性網脈絡膜症か加齢性黄斑変性か微妙、どちらかといえば中心性漿液性網脈絡膜症ではないかとの診断が出ました。漿液の洩れ
ているところが限定できないのでとりあえず、ビスダイン療法(光線力学的療法)をしたほうが良いこととなり、2月に予約を取り帰宅しま
した。帰宅後、いろいろ調べた結果、中心性漿液性網脈絡膜症は加齢性黄斑変性に比べ完治可能と記載されてました。光線力学的療法をして
も再発の危険性も高く、視力の低下の恐れがあると文献に記載されていました、しかしいろいろインターネットで調べたところ中国の鍼灸が
効果が望めること副作用がないこと、書いてあり最終的にこのサイトにたどり着きました。いかがなものでしょうか。光線力学でレーザーで
濾出を止めるか鍼灸で改善するか悩みメールをいたしました、回答をお願いします。
当院の返事:
最近、一人福島からの中心性漿液性網脈絡膜症患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、
歪視の症状がなくなり、視力も回復しました。
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
当院が開発した特殊な治療法で、治った中心性漿液性網脈絡膜症の方がたくさん
いらっしゃいますので、心配ないと思います。
患者様の返信:
院長先生
2月11日初診から本日19日まで6回治療して頂いております。
中心暗点、小視症、変視症は少しずつですが、回復に向かっています。難うございます。
これからも治療に伺いますので、宜しくお願い致します。
肩こりは治りました。有り難うございます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
9月中旬から 中心性網膜炎になりました。(精密検査済み)
経過は よくならず 困ってます。
ホームページ拝読しました。質問させて頂きたくお願い致します。
(1)先生のところでは だいたい 何回ぐらい通院して、改善されてますか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
[右目の中心性漿液性網脈絡膜症に対する鍼治療]
下記のようなケースに対して、貴殿の鍼治療は、有用ですか?
■内服薬と点眼薬により、右眼の水が引いたが、後遺症で、ゆがみが残っている。右目だけでみると、左目だけで見る時よりも、物の大きさが
大きく見える。
■右目の視力が低下。
■右目に近視があり。
■中心性漿液性網脈絡膜症の判明時期:2016年の秋
■投薬期間:2016年の秋〜2017年の春
■5年程度前から、黄斑変性症の疑いを指摘されていた。自覚症状が2016年の秋に現れ、検査を受けたところ、黄斑変性症ではなく、中心
性漿液性網脈絡膜症と判定された。
■左目は、上記の異常なし。
■現在、ビタミン系の点眼薬とドライアイの点眼薬を利用(左右の目)
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貴殿の鍼治療が、有用・有効であれば、予約を入れたい。
[ 症状、ご相談内容 ] :
右目に中心性網膜炎を患ってから10年です。よくなったり悪くなったりを繰り返しています。今は黄斑の腫れはだいぶ引いていますがその代
わりひと月ほど前から歪みが酷くなり生活に支障がでています。鍼で歪みは解消できるでしょうか?また鍼治療は初めてなのですが、痛みは
かなりありますか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
お世話になります。
御返信頂き、有難うございました。
おかげさまで、心性漿液性網脈絡膜症には、かなり有効である事を知りました。
さて、中心性漿液性網脈絡膜症の後遺症に対しては、有効ですか?
眼の水は無くなりましたが、物が歪んで見えます。また、視力が低下しています。
後遺症に対しても、有効であれば、すぐに鍼治療の予約を入れます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
中心性網膜症です。自然治癒すると言われて5年放置していましたが、視力が0.2まで落ちてしました。病院のレーザー治療はまだ受けてい
ませが、薬は2週間分出されたので飲んでいます。鍼治療で改善できますでしょうか?ちなみに視力は1.2でした。
[ 症状、ご相談内容 ] :
左目 中心性網膜症で、10年近く歪みがありました。
[ 症状、ご相談内容 ] :
中心性網膜症の鍼灸治療が出来る所がありますでしょうか。レーザー凝固を大学病院で二回しても
回復しませんでしたので、宜しくお願いいたします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
中心性網膜症を患っています。現在、東京の三宅島という離島に住んでいます。そのため、通院できるのが、月に1回か2ヶ月
に1回程度かと思います。そのぐらいしか通院できませんが、効果は期待できますでしょうか?できれば通院したいと考えています。
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
中心性漿液性脈絡網膜症に悩まされています。初めて症状が出たのは5年位前になるかと思います。何度も再発を繰り返していて、今までは血
行促進の薬で改善していたのですが、現在4か月右目の視力0.0まで落ちてしまい全く改善しなくなってしまいました。アトピーなので造
影剤も恐怖で、特定はされていませんが穴の位置も中心に近そうとの話です。ちなみに膠原病でステロイド10年以上処方されています。自
宅は埼玉なので、通院するとしたらどのくらいの頻度でどういった治療になるのか知りたいです。何十年も前の話ですが、ハリ治療の後に強
い肯定反応が出たことがあり少し不安があります。(針が原因かはあきらかではないです)
[ 症状、ご相談内容 ] :
中心性脈絡網膜症と診断された経験があり、暫くの間は症状も治まっていたものの、最近になり再発しました。
若干の中心暗点、小視症、変視症がみられます。
最初の診断時に、黄斑の中心に近い部分に症状が出ているためレーザー治療は難しいと言われました。