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子宮頸管炎

子宮頸管炎と中国鍼灸 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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子宮頸管炎について

子宮頸管炎の原因|子宮頸管炎【産婦人科疾患】

子宮頸管炎とは、子宮の下部にある頸管の粘膜が病原菌に感染して炎症が起こる病気です。
子宮頸管炎は子宮頸部の炎症性病変で、性交後に腟から病原体が上行性に感染して起こるものが多く、主な病原体はクラミジアや淋菌などの細菌です。分娩や人工妊娠中絶などの子宮内操作に続発する細菌感染もあります。
子宮頸管炎は腟から侵入したウイルス、微生物、細菌などが子宮頸部に炎症を起こす病気で、以前は淋菌が原因になることが多かったのですが、最近はクラミジアが多く、大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌などでもしばしば起こります。症状は帯下の増加、外陰部のかゆみ、子宮頸部のはれ、不正性器出血などです。

子宮頸管炎に対する当院の取り組み

当院の子宮頸管炎の治療目的は、子宮頸管炎患者にできるかぎりの回復の機会を提供することと子宮頸管炎の完全な回復までの時間を短縮することです。
難治である子宮頸管炎に対して当院は25年間、子宮頸管炎の治療に力を入れて、さまざま試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の85%を占めます。
当院の治療は子宮頸管炎の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして子宮頸管炎の回復で、子宮頸管炎患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

子宮頸管炎の原因

子宮頸管炎は、子宮頸管が病原菌に感染すると起こります。主な病原菌は淋菌や膣内に感染したブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などです。

子宮頸管炎の分類

子宮頸管炎は急性期と慢性期に分けられます。炎症を原因となった病原菌の種類によって症状は変わってきます。

  1. 急性期子宮頸管炎:膿状で粘り気がある黄色や黄緑色の帯下(おりもの)が増加します。更に炎症が激しくなると、下腹部痛や腰痛、発熱を伴うこともあります。
  2. 慢性期子宮頸管炎:膿状で粘り気がある黄白色の帯下(おりもの)が継続して分泌され、急性期と同様、下腹部痛や腰痛、発熱を伴うこともあります。

子宮頸管炎の症状

子宮頸管炎の症状は膿性、粘液性の帯下(おりもの)の増量が特徴的です。子宮頸管炎以外の尿道炎、子宮内膜炎、骨盤腹膜炎を併発している場合は、排尿痛、下腹痛、発熱なども現れます。
子宮頸管炎を慢性化させると、不妊の原因になることもあります。一方、妊娠中に子宮頸管炎を発症すると早産の原因になることもあります。さらに、出産時に炎症が続いていた場合、赤ちゃんに産道感染させてしまうこともあり、赤ちゃんが結膜炎などを起こす危険があります。  なお、クラミジア感染症の場合は、急性期に、多少、帯下(おりもの)が増える場合がありますが、ほとんど自覚症状がありません。そのため、慢性化させてしまうことが多く見られます。

子宮頸管炎の検査と診断

検査方法としては、問診後、専用の綿棒で子宮頸管から分泌物を採取して、炎症の原因となっている菌を突き止めます。クラミジアの場合は専用の綿棒で子宮頸管から分泌物を採取する方法と、血液を採取する方法があります。

子宮頸管炎の西洋医学治療

子宮頸管炎の治療は、検査によって判明した菌に有効な抗生物質を経口投与や膣内投与します。また、膣内の洗浄・消毒などの処置をすることもあります。

子宮頸管炎の鍼灸治療法

子宮頸管炎の鍼灸治療症例 :子宮頸管炎患者234名、取穴:中枢、委中、極泉、中極、気海、関元、天枢、腎兪、次髎、足三里、三陰交、太沖。電気針。気海に間接灸9壮。

子宮頸管炎の鍼灸治療臨床経験:当院では、多くの子宮頸管炎患者の症状を回復させてきました。今も多くの子宮頸管炎患者が通っていらっしゃいます。子宮頸管炎患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療の結果、子宮頸管炎患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数の子宮頸管炎患者は普通の生活に戻ることが可能になりました。

子宮疾患と鍼灸治療

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