反復性腹痛
反復性腹痛とは、少なくとも3カ月の期間にわたって3回以上起こる腹痛の状態です。
腹痛は、内臓などの器質的疾患と、非器質的疾患の2つの群に分類されます。
器質的疾患のなかには、消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、総胆管拡張症、慢性便秘、潰瘍性大腸炎、クローン病、慢性膵炎などの消化器疾患や、てんかんなどがあります。
非器質的疾患の主なものに、過敏性腸症と心理的ストレスがあります。反復性腹痛は中学生の10~15%が経験するといわれています。
反復性腹痛として非器質的疾患が最も多く、なかでも過敏性腸症の可能性が60%、原因不明が20%、ストレスに対する心因反応が10%で、器質的な病気がある場合はわずか10%にすぎません。
当院の反復性腹痛の治療目的は、反復性腹痛患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと反復性腹痛の完全な回復までの時間を短縮することです。
反復性腹痛の治療は、西洋医学以外に東洋医学の治療も効果があります。当針灸(鍼灸)院は反復性腹痛患者の期待に応えるため、25年間、反復性腹痛の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【脳透穴針】を開発しました。そして良い成果を上げています。
灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の90%を占めます。
反復性腹痛の原因が多様なため、当針灸(鍼灸)院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当針灸(鍼灸)院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして反復性腹痛の治癒は患者さんの生活の質の向上に役に立っています。
反復性腹痛の鍼灸(針灸)治療:反復性腹痛患者112名、【脳透穴針】取穴:中枢、気海、足三里。
反復性腹痛の鍼灸(針灸)臨床経験:当院では、今も多くの反復性腹痛患者が通っていらっしゃいます。反復性腹痛患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療の結果、反復性腹痛患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数の反復性腹痛患者は腹痛がなくなりました。
当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ脳機能を改善する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます
2.ハリに微弱電流を流します
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織と機能を修復します
4.「確率共鳴」という現象が起き、交感神経を活発化させます
5.脳神経シナプスの情報伝達を活性化します。
1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
反復性腹痛の原因としては、精神的ストレスだと考えられています。自律神経が緊張し、腸にけいれん性の痛みが起こると考えられています。強度の緊張感、不安が強い、身近に腹痛を訴える人がいるなどの環境要因が認められます。
反復性腹痛の症状はは臍の周囲を痛がることが多く、強さや持続時間は一定でないものの、腹痛は1時間以内に治まります。腹痛とともに、頭痛、顔色不良、嘔吐がみられることがありますが、普段は無症状です。症状は心理的なストレスが加わると悪化し、週末や休日になると軽快する傾向があります。
身体的原因による反復性腹痛は、一般に予測可能な時間や同じ状況のときに再発します。特定の活動や食物によって引き起こされたり、数日から数カ月にわたって悪化することもあります。必ずではないですが、しばしばこの腹痛は子供を眠りから目覚めさせます。子供には、食欲減退、体重減少、便通の形状や色の変化、便秘あるいは下痢、食物や血を吐くこと、腹部の腫れ、再発性もしくは持続性の発熱、黄疸(おうだん)、血の混じった便、排尿時の不快感など、そのほかの症状が出ることもあります。
明白な身体的原因のない反復性腹痛は、一般に予測可能な時間や同じ状況下で起こることはそれほどありません。このような腹痛はしばしば漠然とした言い方で表現され、ときには数週間や数カ月間で消えます。子供の睡眠を妨げることはめったにありませんが、早く起きるようになることはあります。子供が遊びに夢中になっているときなどは、痛みから気がそれていることがしばしばあります。このようなことは身体的原因のある痛みではあまり起こりません。
反復性臍疝痛(反復性腹痛)の検査は、起立試験、脳波検査、腹部X線検査などが行なわれます。特に他の病気ではないことが確認されれば反復性臍疝痛と診断されます。
反復性腹痛の検査には、感染症を調べるための尿検査や血液検査から、大腸内の炎症やそのほかの異常を調べる大腸内視鏡検査など、より体に負担のかかる検査まで幅があります。しかし、体に負担のかかる検査はほとんど必要ありません。反復性腹痛の症状にうつや不安が伴っている頻度の高さを考慮すると、心理学的な評価が最も重要な検査だとみなされています。
反復性腹痛の診断は、腹痛に関しての詳しい情報、および病歴の聴き取りが中心となります。反復性腹痛の原因は前述のように、非器質的疾患、なかでも過敏性腸症が大半を占めるので、検査は家族、とくに母親と本人の安心感を得るために最小限にとどめます。
反復性腹痛の西洋医学治療は原因によって異なります。器質的な病気の場合は原疾患に対する治療が優先されますが、非器質的疾患で過敏性腸症の場合は定期的に外来を受診し、患者(母親も含む)と医師の信頼関係を築くことに努めます。 過敏性腸症は完全治癒が難しく再発することが多いため、ドクターショッピングをする頻度が高く、これを防ぐ必要があるからです。完治は難しいですが生命予後は良く、70%の軽快でよしとするように納得する必要があり、そのための信頼構築が必要です。最近は効果が期待できる薬が開発され、良い結果が出ています。 心因性(ストレス性)に対しては、心理療法と薬物療法を組み合わせる。
子供は学校を含め、日ごろのすべての活動に復帰できるよう援助を受ける必要があります。教師は、子供が友人との活動に参加しなくなることに歯止めをかけ、さらに学校にかかわるもめごとを解決できるよう手助けする重要な役割を担っています。痛みのために授業に参加できない子供は、限られた時間だけ保健室に行くことを許可する必要があります。親の許可があれば、学校所属の看護師は、子供にイブプロフェンやアセトアミノフェンなどの穏やかな効き目の鎮痛薬を必要なときに与えることが可能です。
[ 症状、ご相談内容 ] :
3/20頃~ずっと腹痛があります。当初は痛い時と痛くない時があったようですが、今では毎日痛みのある
中で、痛みの弱い時に活動して痛みの強い時には寝ている感じです。
血液検査、検便、CTをとりましたが、いずれも異常なし。色々な西洋医学の先生に診てもらいましたが緊急性はないという軽い扱いを受け
ています。しかし、本人が特に痛がる夜と朝は何もできないくらい痛がり、大好きな学校も休みがちになってしまい、本人もいつになったら
治るんだーとイライラ。運動会などの楽しみにしているイベントも出れそうにありません。
別の病気になりそうで心配です。東洋医学的に治療は可能と思われますか?その場合、小児でも治療は可能ですか?
以上、よろしくお願いします。
当院の返事:
治療で、治った方がたくさん
いらっしゃいます。
患者様の返信:
お陰様で、 毎日の腹痛は1週間の治療で消えました。 もう少し様子をみる事にしま
す。ありがとうございました。
年明け間もなくから、原因不明の腹痛に悩まされております。血液検査、尿検査、細菌検査を行いましたがいずれも異常は見られず、起立性調
節障害と過敏性腸症候群と診断されました。
腹痛以外の症状はなく、食欲もあり体重減少は見られませんが、処方された薬(整腸剤や鎮痛剤)が全く効かず、4月に入ってからは一日中痛
がっていることもしばしばです。
学校もほとんど行けてない状態です。
[ 症状、ご相談内容 ] :
反復性腹痛と鍼治療で検索していた所、こちらを知りました。
子供なので鍼治療ももちろん未経験ですし、怖がっている様子もあります。
子供の施術は難しいでしょうか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
反復性腹の治療相談ですが、 ぜひ先生とお話をさせて頂けましたら幸いです。
お返事をお待ちしております、よろしくお願い致します。
頭部外傷後遺症 多発性硬化症 過敏性腸症候群 パーキンソン病 脊髄小脳変性症 多系統萎縮症 脳梗塞 自律神経失調症 心身症 統合失調症(精神分裂病) 認知症(痴呆) バーンアウト症候群(燃えつき症候群)