心因性頭痛
心因性頭痛とは情緒的葛藤や心理社会的問題が主に関連していて、生理学的作用や身体の障害としては充分な説明ができない頭痛です。
精神病の患者さんが、一種の妄想状態のときに頭痛を訴える場合もあり、その他心気性うつ病患者さんの場合もよく頭痛を訴えます。このような場合は、精神科の先生にみてもらうことです。心因性頭痛は神経症、うつ病、統合失調症、虚偽障害、詐病などに共通して見られる症状の1つでもあります。特にうつ病は慢性疼痛を訴える頻度が最も高く、頭痛を主訴に他科を訪れることも少なくないが、食欲低下、体重減少、睡眠障害、全身倦怠感を同時に訴えることが鑑別の要点となります。
臨床的に注意を引くに十分な強さの痛みを訴える時には、疼痛性障害を考慮する必要があります。痛みは心因性頭痛患者の生活上の一大事となり、社会的にも深刻な障害をもたらします。
頭痛を訴えるのは、男性よりも女性が多い。心因性頭痛の痛みの発現、重症度、増悪、持続に重要な役割を果たしているのは心因であり、病人を装い医学的診断と治療を受けることを動機とする虚偽障害や経済的補償、刑罰の忌避、薬物を得るなどの明白な目的を持つ詐病のように意図的に装われたものではないです。疼痛性障害の診断は、疼痛が治療目的として独立した症状であり、臨床的に重篤な苦悩ないしは障害をもたらし、疼痛が随伴する他の精神障害を凌駕している場合にのみ考慮すべきであって、気分障害(躁うつ病)、不安性障害、精神病性障害、身体化障害(転換ヒステリー)による疼痛とすることがより妥当な時には診断されないです。
当院の心因性頭痛の治療目的は、心因性頭痛患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと心因性頭痛の完全な回復までの時間を短縮することです。
心因性頭痛の治療は、西洋医学以外に東洋医学の治療も効果があります。当針灸(鍼灸)院は心因性頭痛患者の期待に応えるため、25年間、心因性頭痛の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【脳透穴針】を開発しました。そして良い成果を上げています。
針灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の90%を占めます。
心因性頭痛の症状が多様なため、当針灸(鍼灸)院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当針灸(鍼灸)院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法【脳透穴針】を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして心因性頭痛の治癒は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
心因性頭痛の鍼灸治療症例 :心因性頭痛患者450名。【脳透穴針】:印堂、百会、前頂、懸顱、後頂に頭皮針。夾脊穴(大椎の両側0.5cmのところ、大椎からおしりまでの間)に刺し、捻針します。
心因性頭痛の鍼灸臨床経験 :当院では、多くの心因性頭痛患者の症状を回復させてきました。今も多くの心因性頭痛患者が通っていらっしゃいます。心因性頭痛患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療の結果、心因性頭痛患者の回復と予後はかなり良好です。多くの心因性頭痛患者は普通の成長に戻ることが可能になりました。
当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ脳機能を改善する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます
2.ハリに微弱電流を流します
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織と機能を修復します
4.「確率共鳴」という現象が起き、自律神経を活発化させます
5.筋肉の緊張が緩和され、乳酸、ピルビン酸などの疼痛物質が運び出されます。
1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
ストレス、うつ病などによる自律神経の乱れが原因と考えられます。
心因性頭痛の特徴は鈍い圧迫痛で、片頭痛の特徴である片側性の拍動痛は希である。心因性頭痛の痛みの部位は全般性かつ両側性で、「神経衰弱性兜」と呼ばれるように、後頭部にいつも兜をかぶっているような不快感として訴えられる。痛みはしばしば持続性である。患者の多くは長期にわたって、毎日絶え間なく頭痛を持ち、治療を求めてまわるが、通常の鎮痛剤などでは緩和されない。
精神的ストレスやうつ状態のときに起こり、腹痛や食欲不振などの症状を伴うことがあります。頭全体や後頭部の痛みを訴え長く続きます。
頭痛は重大な病気が疑われるときには精密検査が行われます。
動脈瘤の破裂、髄膜炎が考えられるときには、脊椎穿刺(腰椎穿刺)が行われます。血液検査を行ってライム病などの病気を調べることもあります。側頭動脈炎をチェックするには、赤血球沈降速度を測定します。
腫瘍、脳卒中、出血、その他脳の器質的障害が考えられる場合は、頭部のCTやMRIによる検査が行われます。
「心因性頭痛の特徴は鈍い圧迫痛で、片頭痛の特徴である片側性の拍動痛は希で、心因性頭痛の痛みの部位は全般性かつ両側性で、「神経衰弱性兜」と呼ばれるように、後頭部にいつも兜をかぶっているような不快感として訴えられる。痛みはしばしば持続性である。 」
このような特徴的な症状といろんな検査が陰性の場合、心因性頭痛の診断をします。
下記のような症状がみられる場合は、重大な病気が考えられるため緊急治療が必要です:
心因性頭痛の西洋医学治療は安定剤、抗うつ薬の投与を行います。
頭部外傷後遺症 多発性硬化症 過敏性腸症候群 パーキンソン病 脊髄小脳変性症 多系統萎縮症 脳梗塞 自律神経失調症 心身症 統合失調症(精神分裂病) 認知症(痴呆) バーンアウト症候群(燃えつき症候群)