フィッシャー症候群
フィッシャー症候群とは、目が動かなくなり、身体がふらついてうまく歩けなくなる病気で、多くは風邪をひいたり下痢をしたりした後数日して急に症状がでてきます。ギラン・バレー症候群とよく似た病気と考えられています。
中国鍼灸のフィッシャー症候群二対する治療目的は、フィッシャー症候群の回復程度を高めることとフィッシャー症候群が完治するまでの時間の短縮することです。
フィッシャー症候群は今も難病の一つで、西洋医学治療ではまだ克服できないのは現状です。当院長は二十数年前から新しい突破口としてフィッシャー症候群の針灸治療を取り組んできました。各国のフィッシャー症候群に対する治療法を研究し、試行錯誤の末、中国鍼灸の特殊な【脳透穴針】を開発しました。頭皮電気透穴針療法で、多くのフィッシャー症候群患者の症状を改善し、或いは解除してきました。
自分を守るための免疫系が異常となり自分の神経を攻撃するためと考えられますが、まだ完全にはわかっていません。かかりはじめの一番症状の強い時期に、ほとんどの患者さんの血液中に、神経に存在する「GQ1bガングリオシド」という物質に対する抗体がみとめられます。この抗体はこの病気の患者さんだけにみられるもので、これが自分の神経を攻撃する「自己抗体」としてはたらいている可能性があります。
フィッシャー症候群は目が動かなくなるために物が二重にみえ、身体がふらついて歩けなくなります。物の飲み込みがうまくできなかったり、手足がしびれ力が弱くなることもあります。また目の症状や身体のふらつきのみの場合もあります。
フィッシャー症候群の鍼灸治療症例 :患者13名、【脳透穴針】取穴:百会、前頂、承霊、懸顱、後頂、太陽、風池、人中、神庭、印堂、大椎。百会、前頂、後頂を一本の針で、神庭、印堂を一本の針でツボを貫通し、オームパルサーで、小程度の電流を流します。
フィッシャー症候群の治療臨床経験 :当院では、多くのフィッシャー症候群患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くのフィッシャー症候群患者が通っていらっしゃいます。フィッシャー症候群患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療では、フィッシャー症候群患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数のフィッシャー症候群患者は普通の生活に戻ることが可能になりました。
当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ脳と神経組織を改善する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳と神経組織を修復します。
4.「確率共鳴」という現象が起き、大脳の働きを活発化させます。
5.脳の運動エリア、感覚エリアと黒質の働きが活発になって、被殻、尾状核、小脳や脊髄の神経細胞が活性化されます。
【フィッシャー症候群治療の実際様子と流れ】
1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
[ 症状、ご相談内容 ] :
先月中頃より、複視の症状に冒されております。
片目ずつでは正常に見えますが、両目で見たときには、左右に二重に見えます。
神経内科を受診しており、恐らくフィッシャー症候群の症状であると言われておりますが、なるべく早期に治したいと考えております。
この場合の考えられる治療法と、かかる費用についてお伺いしたいです。
よろしくお願いします。
当院の返事:
先月末、一人フィッシャー症候群患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、
複視の症状がなくなりました。
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
治療は当院独自開発した【脳透穴針】治療法です。
治療費は6500円/1回です。
患者様の返信:
[ 症状、ご相談内容 ] :
フィッシャー症候になり複視がまだなおりません。
何かオススメの漢方はありますか。
当院の返事:
鍼灸治療はフィッシャー症候による複視には、かなり
有効です。
先週、一人フィッシャー症候による複視患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、
複視の症状がなくなりました。
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
当院が開発した特殊な治療法で、治った方がたくさん
いらっしゃいますので、心配ないと思います。
服用すべき漢方薬は、ご紹介できます。
お話を伺った方が良いですので、一度お電話ください。