期外収縮
期外収縮とは、少し早い脈という意味です。正常で規則正しい脈に混じって、時々はやい脈が入り込むのが期外収縮です。期外収縮を起こしている場所が心房(心臓のうえの部屋)か心室(心臓の下の部屋)かによって、「心房性期外収縮」「心室性期外収縮」に分けられます。
期外収縮の鍼灸治療症例 :期外収縮患者46名、取穴:内関、神門、夾脊4〜5、心兪、身柱、関元。電気針。
期外収縮の鍼灸治療臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くの期外収縮患者の症状を回復させてきました。今も多くの期外収縮患者が通っていらっしゃいます。期外収縮患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの期外収縮患者は正常な生活を送ることができるようになりました。
薬が効かない期外収縮でも、鍼灸治療で、期外収縮の頻度が低下したり、期外収縮が起こらなくなったりすることがよくあります。
両手にある特殊なツポに一本ずつの針を通し、微弱電流で刺激し、電気信号が、まず右心房と左心房を通って流れ、これら各心房の筋肉質の壁を収縮させることにより、血液が心房からその下の心室に送りこまれます。
次に、電気刺激が、心室近くの心房間の壁の下方にある房室結節に伝わります。
心房は、電気を通さない組織によって心室から隔離されていますが、その中にあって、房室結節が心房と心室をつなぐ唯一の伝導路として存在しています。この房室結節が、心房から心室への電気刺激の伝導を遅らせるために、心房は完全に収縮でき、心室は収縮信号を受け取る前に可能な限り多量の血液を満たすことができます。 その後、房室結節を通過した電気刺激が、線維の束であるヒス束へ伝わります。ヒス束は左心室へ向かう左脚と右心室へ向かう右脚に分かれていることから、電気刺激が心室の表面全体を覆うように下方から上方へと広がり、それにより心室が収縮し、心臓から血液が送り出されます。
当針灸院(鍼灸院)の期外収縮の治療目的は、期外収縮患者にできるかぎりの回復の機会を提供することです。
期外収縮に対して、当針灸院(鍼灸院)は30年間、期外収縮の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の80%は経過がよいと考えられます。
当針灸院(鍼灸院)の治療は期外収縮の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
心電図検査(ECG)は、期外収縮を診断して原因を確定するための主な検査方法です。この検査では、心拍ごとに生じる電気刺激がグラフで示されます。普通の心電図検査はとても短時間で終わります。期外収縮は、しばしば間隔を空けて起こることがあるため、継続的に、あるいは体につけた電極が期外収縮を感知したときに心拍リズムを記録する携帯型心電計(ホルター心電計)を使用します。持続的なホルター心電図は普通24時間実施するため、日常の活動に従事している間に発生する散発的な期外収縮を記録できます。なお、患者は、ホルター心電図実施中に、期外収縮と関連する症状や活動を記録しておきます。
命にかかわる期外収縮が疑われる場合は、普通、入院します。このような場合は緊急事態に即座に対応できるように、心拍リズムを継続的に記録するとともに、ベッドサイドあるいはナースステーションに置かれたモニター画面で監視します。
診断を確定するための他の検査には、運動中に心電図検査と血圧測定を行う運動負荷試験と電気生理学的検査があります。電気生理学的検査では、先端に小さな電極のついたカテーテルを静脈に入れて心臓まで挿入します。カテーテルの電極を通じて心臓を電気刺激し、そのときの心臓の反応をモニターで確認することで、どの期外収縮であるかが見極められ、治療法を決定することができます。
ほとんどの期外収縮は、症状を引き起こすことも、血液を送りだす心臓のポンプ機能を損なうこともありません。しかし、特定の期外収縮は、それ自体には害がないにもかかわらず、より重症の期外収縮を引き起こすことがあります。期外収縮により、血液を送り出す心臓のポンプ機能が損なわれ、十分な量の血液を送り出せなくなると重症です。重症度は、期外収縮が洞房結節、心房、心室のどこを起源としているかによってある程度決定できます。一般的には、心室を起源とする期外収縮が最も重症で、ペースメーカー部を起源とする期外収縮よりも重症な心房を起源とする期外収縮よりも、さらに重症です。ただし、例外もたくさんあります。
期外収縮の中でも放置しておくと命にかかわるようなものは、直ちに治療が開始されます。期外収縮の治療法には薬物治療と非薬物治療とがあります。
[ 症状、ご相談内容 ] :
心室性期外収縮、自覚症状(脈が抜ける)あり、投薬中(βブロッカー)です。
二ヶ月半前より、症状が止みません。タバコは吸わず、お酒は辞めました。ストレスはなし、睡眠平均八時間、運動は週2回です。
循環器内科の医師に数が多い上に自覚症状があるため、カテーテルを勧められている者です。期外収縮が危険な心臓病になる可能性はなし。
宜しくお願いします。
当院の返事:
当院の鍼灸治療は期外収縮には、かなり
有効です。
一度お電話予約した上でご来院ください。
患者様の返信:
最初の返信を頂いてから間もなく予約して
先日二度目の治療にうかがいました。
おかげさまで、初回後から期外収縮が確実に
無くなっているのを実感しています。
初回、鍼を深めに打って頂いたのもあってか、
治療後かなりグッタリきた(その分しっかり効果も出たと思います)のですが、
今のコンディションであれば二回分でも大丈夫な気がしますので
次回は二回分、表側も治療して頂きたいと思っています。
もう諦め半分以上の気持ちでしたが、まさか1〜2度で
ここまで回復できると思っていなかったので、驚きとともに
大変感謝の気持ちでいっぱいです。
引き続きよろしくお願いいたします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
以前施術を受けていた者です、現在コロナ渦で持病も有るため、通院が厳しく、自分は心室性期外収縮に有効なツボを教えて下さい、緊急事態
宣言が解除され次の受診まで自宅でお灸などで、少しでも症状を改善したいと思います、現在症状が辛く宜しくお願い致します。