フリードライヒ失調症の先進代替医療
フリードライヒ運動失調症とは、筋肉の衰弱や言語障害や心臓疾患などの症状を引き起こし、神経系を徐々に冒す遺伝性疾患です。
フリードライヒ失調症は5〜15歳ごろに発症し、手足や躯幹の運動失調が進行します。病変は脊髄の後索と側索にあります。この結果、脊柱の側彎、腱反射消失、深部感覚の障害、筋緊張の低下と足の先端の発育不全のために凹足を生じます。
フリードライヒ運動失調症はしばしば心筋の障害を伴い、多くは心不全や肺炎で亡くなります。フリードライヒ失調症の原因は第9染色体に異常があり、常染色体劣性遺伝をします。
脊髄小脳変性症の障害される部位によって、オリーブ橋小脳萎縮症(OPCA)、皮質性小脳萎縮症、マシャド・ジョセフ病(MJD)、歯状核赤核・淡蒼(たんそう)球ルイ体萎縮症(DRPLA)、フリードライヒ型失調症などに分類されます。
脊髄小脳変性症の原因となる遺伝子が次々と発見されており、それぞれの疾患とその特徴もわかりつつあります。脊髄小脳変性症群は、発現様式により遺伝性と非遺伝性とに分けられます。非遺伝性は、脊髄小脳変性症の60-70%を占め、 多系統萎縮症、晩発性小脳皮質萎縮症などが含まれます。一方、遺伝性は、脊髄小脳変性症の30-40%を占めます。この中で、遺伝子型がわかっているものが約7割、遺伝子型が未定のものが約3割とされます。遺伝子型がわかっているものの中には、脊髄小脳性失調症1(SCA1), 脊髄小脳性失調症2(SCA2), 脊髄小脳性失調症3(SCA3, マチャド・ジョセフ病ともいいます), 脊髄小脳性失調症6(SCA6), 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA)などがあり、その多くが、原因遺伝子の一部にCAGまたはGAA反復(トリプレットリピート)の異常延長があることが明らかとなり、機能障害との関連が注目されています。ただし、遺伝性の型でも、他の家族の方に、同じ病気がみられない場合があり、晩発性小脳皮質萎縮症と思われた方でも、脊髄小脳性失調症6が明らかになる場合があります。これらのうち、本邦では、SCA3、SCA6が多くみられます。SCA6ではカルシウムチャネル
遺伝子の中に、トリプレットリピートの異常延長がみられます。臨床的に、小脳症状のみを呈し、進行が非常に緩徐な時はSCA6を疑い、運動失調性対麻痺・複視を呈する時はSCA3を、てんかん・ミオクローヌス・舞踏運動を呈する時はDRPLAを疑います。
当院のフリードライヒ失調症の治療目的は、フリードライヒ失調症患者にできるかぎりの回復の機会を提供することとフリードライヒ失調症の完全な回復までの時間を短縮することです。
当針灸院(鍼灸院)は二十年前から難病であるフリードライヒ失調症の針灸治療を取り組んできました。各国のフリードライヒ失調症に対する治療方法を研究し、中国鍼灸院の特殊な【脳透穴針】を開発しました。そして頭皮電気透穴針療法で、多くのフリードライヒ失調症患者の症状を改善、或いは解除してきました。
【脳透穴針】治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の65%は経過がよいと考えられます。
当院の治療はフリードライヒ失調症の症状の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院長は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そしてフリードライヒ失調症の症状回復で、フリードライヒ失調症患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
フリードライヒ失調症の鍼灸治療症例 :フリードライヒ失調症150名、【脳透穴針】。取穴:百会、前頂、承霊、懸顱、後頂、太陽。百会、前頂、後頂を一本の針で、神庭、印堂を一本の針でツボを貫通し、オームパルサーで、小程度の電流を流します。
フリードライヒ失調症の鍼灸治療臨床経験 :当院では、多くのフリードライヒ失調症患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くのフリードライヒ失調症患者が通っていらっしゃいます。フリードライヒ失調症患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かく針灸治療を行います。針灸治療後、フリードライヒ失調症患者の生活の質と予後は比較的良好です。大多数のフリードライヒ失調症患者は社会復帰が可能になりました。
当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけ、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ、脳組織を健常化する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、小脳への血流供給が増え、損傷した小脳組織を修復します。
4.「確率共鳴」という現象が起き、脳の働きを活発化させます。
5.脊髄、脳幹や大脳皮質の運動ニューロンが活性化されます 。
1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
フリードライヒ運動失調症は、常染色体劣性遺伝として遺伝することがあります。家系にこの疾病がない患者の場合、新たな遺伝子変化(突然変異)が自然に発生したと見ることができます。フリードライヒ運動失調症は、X25またはフラタキシン(通常、神経系、心臓、膵臓に存在する蛋白質)として知られる遺伝子の突然変異が原因で発生します。フリードライヒ運動失調症患者では、この蛋白質が異常に少なくなります。
脊髄小脳変性症は、遺伝あるいは不明の原因によって小脳が徐々に萎縮し、運動失調症状が進行していく病気です。おもに7種類あります。
フリードライヒ失調症は5〜15歳ごろに発症し、手足や躯幹の運動失調が進行します。病変は脊髄の後索と側索にあります。この結果、脊柱の側彎、腱反射消失、深部感覚の障害、筋緊張の低下と足の先端の発育不全のために凹足を生じます。
しばしば心筋の障害を伴い、多くは心不全や肺炎で亡くなります。フリードライヒ失調症の原因は第9染色体に異常があり、常染色体劣性遺伝をします。
中年以降に発症し、小脳性運動失調とパーキンソン症状、それに自律神経症状が進行していきます。病変は小脳、橋、大脳の線条体と脊髄の自律神経(中間灰白質)にあります。
この結果、小脳性運動失調、眼振、起立性低血圧、下肢の発汗低下、パーキンソン症状、腱反射亢進などがみられます。
診断はMRIで橋と小脳の萎縮をみます。治療はヒルトニンの点滴が有効で、内服薬もあります。遺伝はありません。
シャイドレーガー症候群はアメリカのシャイとドレーガーが見いだした疾患です。
シャイ・ドレーガー症候群は中年以降に起立性低血圧、尿失禁、小脳性運動失調が発症し進行します。オリーブ・橋・小脳萎縮症に似ていますが、最初から起立性低血圧、尿失禁、下肢の発汗低下などの自律神経症状が強くあらわれるのが特徴です。遺伝はありません。
ルイ・バー症候群は幼児期に発症し、眼球結膜、顔面、頸部の末梢血管が拡張していることが特徴です。小脳性運動失調のほか、血清の免疫グロブリン、特にIgAが欠損し、リンパ球も減少しています。
このため呼吸器感染症をくり返し、悪性リンパ腫で死亡することが多くあります。常染色体劣性遺伝をします。
晩発性皮質性小脳萎縮症(LCCA)は 中年以降に小脳性運動失調だけがゆっくりと進行する、予後のよい病気です。ただし、これと似たものにアレビアチン(抗てんかん薬)中毒、アルコール中毒、肺がんなどで起こる運動失調症があり、注意を要します。
マシャド・ジョセフ病は、常染色体優性遺伝をする小脳失調症です。いろいろな年齢で発症し、小脳性運動失調症、ジストニア、筋固縮が進行します。特に「びっくりまなこ」と呼ばれ、あたかも目を見張ったような表情が特徴的です。マシャド・ジョセフ病の原因は第14染色体のCAGが延長している、CAGリピート病です。
歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症はわが国に多く、注目されている病気です。小児期発症ではミオクローヌス(すばやい不随意運動)を伴うてんかんが進行します。成人に発症すると、小脳性運動失調症、てんかん、舞踏病様不随意運動などをみます。これも常染色体優性遺伝をとりますが、原因は第12染色体にあるCAGが異常に伸びているためです。これもCAGリピート病の1つです。
フリードライヒ失調症の初期徴候として、不随意のつま先屈曲、足の内反などがあります。不随意に眼球が動くという症状もよく見られます。フリードライヒ運動失調症患者のほとんどは、脊椎側湾症(脊椎が片側に曲がる)を発症し、重症の場合、呼吸困難になることもあります。その他の症状として、胸の痛み、息切れ、動悸が挙げられます。
フリードライヒ失調症の検査は主に以下の通りです。
フリードライヒ失調症の典型的なものについては、臨床症状のみで診断は可能です。さらに家系調査や脳のMRI所見が診断上重要となります。しかし症状やMRI検査だけでは診断を確定できないこともあります。症状と遺伝子診断で、診断を確定することができます。
フリードライヒ失調症の西洋医学治療は現在、完治する療法は見つかっていないです。現段階で根本的な治療法が確立されているのはビタミンE単独欠乏失調症のみであり、他の疾患に関しては薬物療法やリハビリテーションといった対症療法で進行を抑えるしかないのが現状です。
フリードライヒ失調症患者は運動神経の変性によって転倒の危険が増すため、リハビリ、特に手足腰の筋肉を鍛えることで大きなけがを防ぐ事に繋がるので、ウオーキングや筋トレーニングをしましょう。 脊髄小脳変性症の進行は緩慢であるため、10年、20年と長いスパンで予後を見ていく必要があり、障害が進行するにしたがって介護が必要になるケースもあります。 遺伝子検査を行って、遺伝性か否かを判定するには、採血による遺伝子検査方法によって2週間ほどで判定出来ます。しかし、発病前の遺伝子検査、また親が検査を受けることによって遺伝性が判明した場合、子供達に遺伝病のキャリアであることを宣告してしまう事になるので慎重な対応が求められます。
フリードライヒ失調症の個人差はありますが、症状は徐々に進行し、左右対称に現われます。小脳性失調、錐体路症状のみの場合、進行は遅く予後も良いです。錐体外路症状や自律神経失調が加わると、経過は早く予後が悪くなります。
[ 症状、ご相談内容 ] :
フリードライヒ失調症の方がいます。現在は車椅子生活、発語もほぼ聞き取りづらい状態です。最近視力も落ちて
きたそうです。
お父様が日本に治療できるかもしれない所があるらしいとおっしゃっていて、ネットで調べていたところ貴院のホームページにたどり着きまし
た。
治療に関してですが、一回当たりの料金、回数、頻度など参考までに教えていただけたらと思います。また、今ぐらいの状態からも回復する可
能性はあるでしょうか?
当院の返事:
治療が可能ですので、一度お電話予約した上で
ご来院ください。
患者様の返信: