アッシャー症候群
アッシャー症候群とは、常染色体劣性遺伝疾患で、難聴・網膜色素変性症をもつ疾患です。
難聴は、中程度、重度まであって、殆どが先天性です。
目には網膜色素変性を発症し、遅発である為、視野が徐々に狭窄し、失明のアッシャー症候群患者が多いです。
近年、眼科領域における治療技術はめざましい進歩をとげています。
しかし、一方で西洋医学だけでアッシャー症候群の対応には限界があり、治療方法がなく、アッシャー症候群の治療に至ってないのは現状です。
失明にもなるアッシャー症候群の現代社会において、中国鍼灸院はアッシャー症候群患者数をできる限り少なくすること、
視野欠損と視力低下の改善でアッシャー症候群患者の生活の質の向上を第一の目標として、
眼科鍼灸治療を提供できるよう、日々の診療と研究に取り組んでいます。
眼科疾患の中でも当院の一番の特徴として、アッシャー症候群の治療経験が非常に豊富です。
中国鍼灸のアッシャー症候群の治療目的は、アッシャー症候群の回復程度を高めることとアッシャー症候群が完治するまでの時間の短縮することです。
西洋医学治療では回復できないアッシャー症候群患者の期待に応えるため、当院が30年以上、アッシャー症候群の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自な電気ハリ【眼底透穴針】を考案いたしました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の75%は経過がよいと考えられます。
アッシャー症候群は難治なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリで、最大限の効果を引き出しています。アッシャー症候群の視力と視野の回復は患者の生活の質を向上させるのに役に立っています。
電気鍼はアッシャー症候群の治療法として、アッシャー症候群100症例に対して使用してきました。
その結果、電気鍼治療例における治癒率ならびに治癒と軽快を合わせた改善率は、それぞれ50.2%、71.5% であり、電気鍼使用以前に比較すると、治癒率において、高い治療成績を得ることができました。
電気鍼使用例では薬群と比較して、有意差はないものの、高い改善率を得ました。
電気鍼が中枢神経におけるコリン作動性ニューロンの活性亢進ならびに視神経成長因子の増加作用を有し、アッシャー症候群に対して有効であるとの報告があったことから、アッシャー症候群例に使用しました。
電気灸鍼は、これまで有害事象は認めておらず、アッシャー症候群は改善まで少なくとも1カ月以上要し、経過の長い症例では1年以上かけて改善する症例もあることから、電気灸鍼は本疾患に適した治療法と言えます。
アッシャー症候群の鍼灸治療 :アッシャー症候群患者234名。【眼底透穴針】取穴:行間、眼底穴、球後、太陽、晴明、翳風、三陰交、足三里。針体から微電流を流し続けます。眼底穴と球後穴、中国では、目の病気の治療によく使われますが、他のツボより痛みが出やすいため、当院ではこのツボを使う場合、患者さんに説明し、同意してもらった上のみ、治療を行います。
アッシャー症候群の鍼灸臨床経験 :中国鍼灸では、多くのアッシャー症候群患者の症状を回復、或いは改善してきました。1998年、『日本経済新聞』に鍼灸治療で多くのアッシャー症候群が治ったという記事があってから、多くのアッシャー症候群患者が通っていらっしゃいます。アッシャー症候群患者の一人一人の症状に合わせて、中国鍼灸はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。今までのアッシャー症候群針灸治療では、アッシャー症候群患者の生活の質と予後は比較的良好です。多くのアッシャー症候群患者の視神經萎縮と視野缺損の回復が可能になりました。
康先生の鍼灸治療を受け、私の人生が再生しました。
大学生の時代から、両目の視野が欠け、視力が下がり、眼科で「アッシャー症候群」といわれ、治療法はないと言われました。
「 このままだと失明かも・・・」と心配しながら過ごしました。
ある日、かかりつけ医から中国鍼灸はアッシャー症候群治療の技術を持っていると紹介され、鍼灸治療を始めました。
14回目の鍼灸治療を受け、鍼灸院を出た後、外を見ますと、物がくっきりと見えました。あの感激は終生忘れません。
26回目の鍼灸治療が終わった頃、眼科の眼底検査を受け、眼底が非常に綺麗になったと告げられました。
おかげ様で良い成績を残して会社を去ることができました。心から感謝しています。
当院が独自開発した【眼底透穴針】治療法:
眼球の奥にある特殊なツポに2本の針を通し、微弱電流で刺激し、電気信号は網膜にある視細胞のところで、電気エネルギーに変えて、視細胞の働きを健常化する仕組みです。
【眼底透穴針】治療法:
1.特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
[ 症状、ご相談内容 ] :
先天性の眼疾患であるアッシャー症候群をわずらっていて,そこからくる近視と夜盲の症状が幼少時からあり,20代以降は視野狭窄も進行し,
現在は両眼視力がともに0.05以下で視野も殆どが失われてはいるものの,今なお残存の視力に頼りながらの生活ですので,
お忙しいところまことに恐れ入りますが,どうかよろしくお願い申し上げます。
当院の返事:
当院の鍼灸治療は アッシャー症候群にはかなり有効です。
同じ症状の方がたくさんいらっしゃいますので、心配ないと思います。
患者様の返信:
2か月前よりアッシャー症候群の治療をしていただいております。
おかげさまで、視力が0.03から0.4になり、治療前よりも視野がかなり回復しています。
読書も楽しくなりました。
大変感激いたしました。本当に有難うございました。
これからの治療も宜しくお願いします。