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ウェゲナー肉芽腫症

ウェゲナー肉芽腫症 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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ウェゲナー肉芽腫症について

ウェゲナー肉芽腫症とは、鼻と肺の肉芽腫、壊死性半月体糸球体腎炎が認められる全身の血管炎です。
1939年にドイツの病理学者であるWegener博士が、鼻と肺の肉芽腫を認め、同時に全身の血管炎と壊死性半月体糸球体腎炎を示した3剖検例を発表し、世界で初めて独立した疾患として報告されました。
ウェゲナー肉芽腫症は全身性の血管炎で、もっとも小さい血管を傷害します。鼻やのどの傷害からはじまるので最初は風邪のようでもありますが、急速に間質性肺炎、急速進行性糸球体腎炎をきたします。鼻に関しても内部構造が破壊され、つぶれて鞍鼻を呈することがあり、眼球突出、ぶどう膜炎、角膜潰瘍など眼科的疾患も起こることがあります。

ウェゲナー肉芽腫症に対する当院の取り組み

当鍼灸院のウェゲナー肉芽腫症の治療目的は、ウェゲナー肉芽腫症患者にできるかぎりの回復の機会を提供することとウェゲナー肉芽腫症の完全な回復までの時間を短縮することです。
ウェゲナー肉芽腫症は完治できる治療方法がない現状の中、当針灸(鍼灸)院は30数年前からウェゲナー肉芽腫症の針灸治療を取り組んできました。当鍼灸院は25年間、ウェゲナー肉芽腫症の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。多くのウェゲナー肉芽腫症患者さんの症状の回復が見られました。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の70%は経過がよいと考えられます。
当鍼灸院の治療はウェゲナー肉芽腫症の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そしてウェゲナー肉芽腫症の症状の回復で、ウェゲナー肉芽腫症患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

ウェゲナー肉芽腫症の原因

ウェゲナー肉芽腫症の原因は、今のところわかっていませんが、全身の血管の炎症による病気の一つで、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。
ウェゲナ−肉芽腫症の患者さんには、ANCAの中でもC(PR-3)ANCAという自己抗体が特異的に見出され、病気の発症や進行に深く関わっていることが考えられています。すなわち、C(PR-3)ANCAが、風邪などの上気道感染の後に炎症によって産生されたサイトカインとともに好中球を活性化し、各種の悪害因子を放出し血管炎や肉芽腫を起こすと見なされています。

ウェゲナー肉芽腫症の発症機序

ウェゲナー肉芽腫症の発症機序に抗好中球細胞質抗体(ANCA)の一つであるプロテイネース−3(PR-3) にたいする抗体 (PR-3ANCA) が関与する血管炎で、免疫の異常が鼻と肺の肉芽腫、壊死性半月体糸球体腎炎が引き起こします。

ウェゲナー肉芽腫症の症状

ウェゲナー肉芽腫症は発熱、全身倦怠感、食欲不振などの炎症を思わせる症状と、鼻、眼、耳、咽喉頭などの上気道および肺、腎の3つの臓器の炎症による症状が、一度にあるいは次々に起こってきます。

     
  1. 上気道症状:鼻(膿性鼻漏、出血、鞍鼻)、眼(眼痛、視力低下、眼球突出)、耳(中耳炎)、腔・咽頭痛(潰瘍、嗄声、気道閉塞)。
  2. 肺症状:血痰、咳嗽、呼吸困難
  3. 腎症状:血尿、蛋白尿、急速に進行する腎不全、浮腫、高血圧
  4. 血管炎による症状:発熱(38℃以上、2週間以上)、体重減少(6か月以内に6kg以上)、紫斑、多関節炎(痛)、上強膜炎、多発性単神経炎、虚血性心疾患、消化管出血、胸膜炎。

1-3のすべての症状がそろう場合を全身型ウェゲナー肉芽腫症、3を除き1、2のいずれか2つ以上の症状を示す場合を限局型ウェゲナー肉芽腫症と呼びます。

ウェゲナー肉芽腫症の検査

  1. 血液検査:Proteinase-3(PR-3)ANCA(蛍光抗体法でcytoplasmic pattern, C-ANCA)が高率に陽性を示す。
  2. 組織の生検:肉芽腫性血管炎がある。

ウェゲナー肉芽腫症の診断

ウェゲナー肉芽腫症の症状と血清中のC(PR―3)―ANCA(抗好中球細胞質抗体)が陽性であること、組織の生検で肉芽腫性血管炎が証明されること、および臨床症状で診断されます。ANCAが陰性であること、典型的な組織所見が得られないことも多く報告されています。。

ウェゲナー肉芽腫症の西洋医学的な治療

ウェゲナー肉芽腫症の西洋医学治療は初期に、免疫抑制薬(シクロホスファミド:エンドキサン、アザチオプリン:イムラン)、副腎皮質ステロイド薬を主体とする免疫抑制療法を行うことにより、病気を落ち着いた状態へ導くことが可能です。その際、全身型WGと限局型WGで、使用する免疫抑制薬の量を調整して治療します。

ウェゲナー肉芽腫症の予後

ウェゲナー肉芽腫症は病気自身で亡くなられる方は少ないのですが、敗血症や肺感染症、呼吸不全などが原因で亡くなられる方がいらっしゃいます。また、全身症状の落ち着いた後に、鞍鼻や視力障害などの後遺症が残る方もあります。しかし、最近早期に診断して、早期に治療を開始する例が増えるに従い、患者さんの予後は改善してきています。

ウェゲナー肉芽腫症の鍼灸治療法

ウェゲナー肉芽腫症の鍼灸治療症例と臨床経験

ウェゲナー肉芽腫症の鍼灸治療症例 :ウェゲナー肉芽腫症患者12名、取穴:懸顱、後頂に頭皮針。他の取穴:大椎、肩髃(ケング)、曲池、手三里、合穀、魚際、太淵、足三里、伏兎、風市、環跳、陽陵泉、絶骨。電気針、20分間後、吸い玉20分間。

ウェゲナー肉芽腫症の鍼灸治療臨床経験 :当鍼灸院では、多くのウェゲナー肉芽腫症患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くのウェゲナー肉芽腫症患者が通っていらっしゃいます。ウェゲナー肉芽腫症患者の一人一人の症状に合わせて、当鍼灸院は具体的な針灸治療方法で対応しています。

ウェゲナー肉芽腫症の鍼灸治療効果

治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の70%は経過がよいと考えられます。

ウェゲナー肉芽腫症患者の声

ウェゲナー肉芽腫症患者の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :
限局型のウェゲナー肉芽腫の(ような)症状があります。喉痛と鼻水鼻づまり耳痛眼痛そして鼻の骨が盛り上がりなど…。色々な病院で診察中 ですが原因不明です。

当院の返事:
当院が開発した特殊な治療法で、ウェゲナー肉芽腫には有効です。一度お電話予約した上でご来院ください。

患者様の返信:
ご無沙汰しています。
お陰さまでウェゲナー肉芽腫の方は本当に良くなりました。本当に心強いです。心より感謝し ています。
治るまで先生の治療を受けたいですので、来月も予約をさせていただこうと思います。宜しくお願いします。

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症患者の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :
■今年1月に国指定難病No.45「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症」を発症し、 7月末まで入院(リハビリ病院を含む)、現在は自宅療養中の48歳女性(杉並区在住)です。 ■両下肢にマヒとしびれの症状あり(マヒは日左の方が強い、しびれば同程度)。 先生がこの難病の治療実績がおありとのことで、ご相談したく思います。 ■先ほどお電話しましたが、土曜日は受付が16時までとのこと。 明日10/9(日)以降、ご予約が可能な日時があればお願いしたいです。 以上、よろしくお願いいたします。

ウェゲナー肉芽腫症患者の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :

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