拒食症の先進代替医療
拒食症とは、拒食で標準体重の80%以下のやせが3ヶ月以上続き、無月経が起こる状態です。
拒食症は、心労などによる一時的な食欲不振と異なって病的な特徴があります。約50%の患者さんがダイエットをきっかけにやせ始めますが、ダイエットの有無にかかわらず、体重が増えることを怖がり、「やせていればなぜか安心」「食べることは罪悪」という考えにとらわれます。小食で、食べても嘔吐をしたり、下剤を使用してまでやせる一方で、飢餓の反動で食べ物に執着する矛盾した行動を伴います。やせているにもかかわらず活動的です。最も特徴的なのは、本人に病気の意識がないことです。やせを治されたくないので、やせていることを認めず、周囲のアドバイスを聞き入れません。体重と食事のこと以外は健康な判断ができるので精神病ではありません。
欧米の先進国では拒食症と過食症は、思春期〜青年期女性のそれぞれ1%と4〜5%と報告されています。日本でも1980年代から増えています。2011年、首都圏の学校を対象にした地域調査では、女子小学5〜6年生、中学生、高校生の拒食症の有病率はそれぞれ、0.209%、0.674%、0.245%でした。
当針灸院の治療目的は、拒食症 患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと拒食症 の完全な回復までの時間を短縮することです。
拒食症 を克服のため、当針灸院は25年間、拒食症 の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【脳透穴針】を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の80%は経過がよいと考えられます。
多くの拒食症患者の感情面の不安・イライラ・気分の落ち込みなど症状が針灸治療後早い段階で回復しました。
当針灸院(鍼灸院)の治療は拒食症 の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
拒食症の鍼灸治療症例:拒食症患者120名。【脳透穴針】:人中、足三里、下関、頬車、地倉、合穀、中脘、気海、内関、百会、三陰交。低周波で、針体から微電流を流し続けます。
拒食症の鍼灸臨床経験:当針灸院(鍼灸院)では、多くの拒食症 患者の症状を回復させてきました。今も多くの拒食症 患者が通っていらっしゃいます。拒食症 患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの拒食症 患者は正常な生活を送ることができるようになりました。
拒食症に対する鍼灸治療では、非常に高い治癒率と有効率があります。西洋医学的な治療を受ける前に、鍼灸治療を選択すべきです。
当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ、脳の摂食中枢を健常化する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織を修復します。
4.「確率共鳴」という現象が起き、大脳の働きを活発化させます。
5.脳の摂食中枢が活性化されます。
6.神経伝達物質GABAの受容を高め、交感神経と副交感神経を活性化します。
1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
『週刊文春』
出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
出版社:徳間書店
『週刊大衆』
出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
ストレスを適切に処理する能力をコーピングスキルと呼びます。患者さんの発病時のストレスを尋ねると、多くは勉学の過重、スポーツや習い事の負担、進路の失敗、人間関係の悩み、家庭内葛藤、いじめなどです。しかしこれらは思春期に遭遇しやすいことで、周囲の援助を得ながら自力で対処していくものです。思春期にありがちな挫折体験を適切に処理できないときに、自分の体型や体重に強い関心を持ち、ダイエットにのめりこみ、達成感や優越感、周囲の関心を得て、誤った心理的ストレスの代償を得ているとも理解されています。負けず嫌いで完璧主義の人が多いのも特徴で、物事の完全性を求めるあまり挫折感を経験しやすく、それが病気のきっかけになったりします。健康なのに理想が達成されていない自分を許せないのでやせていたいと公言する患者さんもいます。また、自分では解決できない窮状を言葉で表現できず、やせることで無意識に助けを求めているとも解釈できます。これには本人の性格傾向や家庭環境も関係します。
拒食症では、無月経や、体重の減少に比例して低血圧、脈拍数の減少、低体温と冷え、背中のうぶ毛の増加、カロチン症(顔、手足のひらが黄色くなる)、便秘、むくみなどが起こります。過食嘔吐していると唾液腺(えら)の腫大や手背の吐きダコが認められます。血液検査では、肝機能障害、白血球減少、貧血、高あるいは低コレステロール血症、電解質異常(低ナトリウム、低カリウム血症)があります。ホルモンの検査では、その臓器は悪くないのに、栄養失調の影響で、甲状腺ホルモン、女性ホルモン、背を伸ばすホルモンが低下します。これらは体重が回復すればすべて改善します。ただし、次の場合は、生命にかかわる危険があるので、入院して治療が必要です。低血糖で意識がなくなる(低血糖性昏睡)、脱水で腎臓の働きが悪くなる(腎不全)、電解質異常(嘔吐や下剤の乱用による低カリウム血症による不整脈)です。また、栄養失調で結核の合併もあります。後遺症になるのは、成長期に発病した場合の身長の伸びが低下することによる低身長と骨粗鬆症です。過食症では正常体重にため大きな異常を認めないことが多いのですが、嘔吐や下剤乱用では電解質異常や腎機能障害を 伴いやすくなります。
経過は患者さんによって異なりますが、拒食症では体重と月経が回復するには年単位の期間がかかり、ゆっくりした経過の病気です。当研究班の5年後の予後調査では、治癒33%、軽快48%、不変13%で、残念ながら死亡6%でした。死因は衰弱死、自殺、不整脈、感染症などでした。
拒食症では脳機能の変調で疲労を感じられないので、体が消耗していても過活動で、ふらふらしていても就学?就労や競技スポーツへの参加を強く希望して制止を守りません。しかし、病状悪化や事故を回避するために、標準体重の65%以下の場合は通常の日常生活でも安全配慮が必要です。55%以下では低血糖昏睡の危険が高まります。嘔吐や下剤・利尿剤を乱用している場合は、血中カリウムやナトリウムが低下しやすく、腎不全や不整脈の原因になるので、水分とナトリウムやカリウムを多く含む食品や薬剤の補充が大切です。
拒食症では体重だけ回復させること、過食症では過食や自己嘔吐をしないことが治療目標だと安易にみなされている傾向があります。この病気はストレスに対する誤った行動です。ストレスに対して適切に柔軟に対応できるようになれば、食行動の異常は改善するのです。とはいえ、拒食症では、飢餓そのものが心身能力を低下させて、心理的治療の妨げになります。特に、標準体重の70%以下では運動がきつくなり、65%以下では日常生活に支障がでます。胃腸機能も低下して自力で体重を増やすことができず、入院と栄養治療が必要になります。55%以下では重症の合併症を併発しやすくなり、生命危機にも陥ります。ただし、やせたいという患者に体重増加を受け入れさせことは容易ではありません。周囲が、解決する問題は食行動の異常ではなく心理的な問題であることを認識し、食行動の異常を責めず、本人の心身の負担を減らして本音を話せる安心できる療養環境を作り、患者の治りたい気持ちを出させて、協力することが必要です。医療機関では、栄養障害の程度を検査し、医学的アドバイスや栄養指導を行います。そして、本人が受け取るストレスを減らす考え方や、ストレスと感じた場合はそれを食行動の異常ややせで反応しないで適切な方法で解決する行動パターンを学ぶ心理療法を行います。 過食は有効なストレス発散方法であり、最初から過食だけを止めることは困難です。過食症では、ストレスと受け取りやすくためやすい考え方や物事の認識を変えるようにカウンセリングします。また、自分の適正な体重を受け入れること、過食を誘導しやすい身体的飢餓を予防すること(不規則な食事、過激なダイエット、嘔吐、下剤乱用、過剰な運動をやめる)と過食しやすい生活パターンの修正(夜更かし、孤食、暇を減らす)を指導します。 薬物は補助的に使用します。無月経となった場合、月経は体重が標準体重の85%以上に増加して少なくとも6ヶ月以上経過すると起こり始めます。体重が回復すれば、異常妊娠や児の障害を増加させることはありません。体重が回復しても月経が来ない場合、体重の増加が遅延する場合は婦人科的な治療もします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
1年前に右の脇腹と股関節が痛くなり、病院で検査をして虫垂炎が見つかったので手術をしました。しかし、その後も痛みが治らず、肩、首、
腰など痛い場所が増えてしまいました。
私は9年前、11歳で拒食症になり、16歳で過食症に移行し、今も症状が続いています。
そのため、病院では心因性と言われました。でも痛みがひどくて困っています。
今は体の痛みが一番つらいですが、ほかにもさまざまなアレルギーや胃の痛み、便秘など、体の不調が多いです。
私のような症状でも改善する可能性はあるでしょうか?
当院の返事:
当院の鍼灸治療は拒食症には、かなり
有効です。
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
当院が開発した特殊な治療法で、治った方がたくさん
いらっしゃいますので、心配ないと思います。
患者様の返信:
このたび、大変お世話になりました。
先週から食事は正常に戻りました。
体調が快適で、凄く嬉しいです。ありがとうございます。
余りにも嬉しいので、まずメールでご報告いたします。今後ともよろしくお願いします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
拒食症の治療をうけたいです。よろしくお願い致します。
[ 症状、ご相談内容 ] :
5年以上拒食症です。若い頃はまだ痩せていても体力はままあったのですが、最近(36歳)はかなり体力が落ちてしまい、痩せている
見た目からもそう思われるのか、なかなか仕事につけず、困っています。
拒食にしては、食に対する意識はあり、自分で料理して、わりとたべている方だと思いますが、やはりカロリーや体重、食べ過ぎた時の罪悪感
から、なかなか食事を楽しめず、克服できずにずるずる引きずっています。
こんなに長くても治る可能性はあるでしょうか?又、治療にはどれくらいの期間が必要でしょうか?
早く働ける体力を取り戻したいのでお聞かせ頂けたらと思います。
[ 症状、ご相談内容 ] :
13歳くらいのとき拒食になり過食に移行してしまい無限になり肥満になってしまいました。
[ 症状、ご相談内容 ] :
拒食で改善する可能性はあるでしょうか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
何年も拒食症に悩んでいます。
先生の頭の鍼の治療なら治るかもしれないという希望を
もちました。よろしくお願いいたします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
拒食症をどうすれば、治りま
すか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
何年も拒食症と過食に悩んでいます。
先生の頭の鍼の治療なら治るかもしれないという希望を
もちましたが大阪に住んでいるので病院に行くことが
できません。先生のお知り合いに大阪でも先生のような
治療をしてくれる先生はいませんか?
どうしても普通の幸せな生活を取り戻したいです。
もう一度食べ物を普通に食べてみんなでおいしいって
喜んで楽しく毎日を送りたいです。
先生のお力がもう私の最後の命綱です。よろしくお願いいたします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
拒食症を鍼灸で治せるものならと思いますものの、東京まで行くのは大変ですので貴院から大阪府下の鍼灸院を紹介
していただけないでしょうか。
[ 症状、ご相談内容 ] :
拒食症になり、150cm38kgになりました。その後、2
013年春までは体重も48kg前後と落ち着いていましたが、2013年5月頃より急に体重が増え始め、経った一年で80kgまで体重
が増加してしまいました。理由が本当にわからないのです。
その時は急に過食をしたりはありませんでした。