サルコイドーシス
サルコイドーシスとは、体のさまざまな器官において炎症細胞が異常に蓄積し、肉芽腫を生じる病気です。
サルコイドーシスは原因不明の多くの臓器に発症する疾患です。サルコイドーシスは、全身のいろいろな臓器(頻度が高いのは両側肺門リンパ節、肺、眼、皮膚、唾液腺、心臓、神経、筋肉など)に、結核によく似た病巣を作ります。一般にそのような病巣は「非乾酪性類上皮細胞肉芽腫」と呼ばれています。
現在までサルコイドーシスの原因は明確にされていません。サルコイドーシスの本体は、感染症ではなく個体のもつ異常な免疫反応と推定されます。もちろん悪性新生物でもありません。
サルコイドーシスの肉芽腫は、結核などでもみられますが、結核では乾酪壊死というチーズに似た壊死部分が肉芽腫の中央にみられます。サルコイドーシスの肉芽腫では、乾酪壊死はみられません。主に冒される臓器は、リンパ節、眼、肺、皮膚、心臓、神経です。肺病変(肺サルコイドーシス)が95%以上と最も多く、次いで眼サルコイドーシス(30〜40%)、皮膚サルコイドーシス(5〜10%)が多く、まれに心サルコイドーシス、神経サルコイドーシスがみられます。
当院のサルコイドーシスの治療目的は、サルコイドーシス患者のできるかぎりの回復の機会を提供することとサルコイドーシスの完全な回復までの時間を短縮することです。
サルコイドーシスの治療は、西洋医学以外に東洋医学の治療も効果があります。当針灸院(鍼灸院)院長はサルコイドーシス患者の期待に応えるため、25年間、サルコイドーシスの治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の70%は経過がよいと考えられます。
サルコイドーシスが難治なため、当針灸院(鍼灸院)の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そしてサルコイドーシスの治癒は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
サルコイドーシスの鍼灸治療症例 :サルコイドーシス患者120名、大椎、天突、尺澤、豊隆、足三里、肺兪、腎兪。直接灸。
サルコイドーシスの鍼灸治療臨床経験 :当院では、多くのサルコイドーシス患者の症状を回復、或いは改善させてきました。今も多くのサルコイドーシス患者が通っていらっしゃいます。サルコイドーシス患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。針灸治療では、サルコイドーシス患者の生活の質と予後は比較的良好です。大多数のサルコイドーシスの患者は社会復帰が可能になりました。
針灸(鍼灸)治療でサルコイドーシスの異常免疫を改善すると考えられます。
治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の70%は経過がよいと考えられます。
サルコイドーシスの発症原因はわかっていません。感染症もしくは免疫系の異常反応によって発症するのではないかと考えられています。遺伝的な要素が重要という可能性もあります。サルコイドーシスは20〜40歳の間に発症することが多く、人種を問わず発症しますが、最も多くみられるのはスウェーデン人とアフリカ系アメリカ人です。
サルコイドーシスは、肉芽腫という炎症細胞の蓄積がみられることが特徴です。サルコイドーシスは最初、片方の肺に生じますが、肉芽腫はリンパ節、両方の肺、肝臓、眼、皮膚にも形成されます。まれに脾臓、骨、関節、骨格筋、腎臓、心臓、神経系にも形成されます。肉芽腫はやがて完全になくなるか、瘢痕化した組織になります。
サルコイドーシスの検査には生検、ツベルクリン反応、γ-グロブリン、血清ACE、血清リゾチーム、核医学検査などがあります。
X線でのBHLが特徴的です。またぶどう膜炎や皮膚病変が特徴的であればサルコイドーシスを疑うことになります。確定診断は病変部位の生検で乾酪壊死を伴わない類上皮細胞肉芽腫を証明することです。腫れたリンパ節や、皮膚病変、肺組織(気管支鏡や手術)などから生検します。診断の補助としては、血液検査で、ガンマグロブリン、リゾチーム、アンギオテンシン変換酵素(ACE)の上昇がみられ、ガリウムシンチグラフィーで病変部位への集積像がみられます。またツベリクリン反応が陰性化します(結核との鑑別にも重要です)。心サルコイドーシスの診断には心電図やホルター心電図、心エコーなどが必要です。
サルコイドーシスは、リンパ節の腫大や、胸部X線検査もしくはCT検査でのすりガラス状陰影などで診断します。さらに検査が必要な場合は、組織を採取して顕微鏡検査を行い、炎症や肉芽腫が認められれば、診断が確定します。気管支鏡を使った肺生検は、最も優れた方法です。組織サンプルを採取できる部位は、異常のある皮膚、皮膚表面に近い腫大したリンパ節、結膜上の肉芽腫などです。検査の結果は、症例の87%で正確です。肝臓に病変があると示された場合でも、肝生検が必要となることはまれです。
サルコイドーシスは約70%は症状の有無に係わらず経過観察されています。サルコイドーシス治療の適応は難しい問題ですが、治療は症状の出現が毎日の快適な生活を障害するか、放置すると生命の危険が推測される時に行われます。一般には許されるかぎり3〜6カ月は細心の注意を払い経過観察し治療適応を決めます。しかしこの決定は熟練を要しますので専門医に相談されることが大切です。治療の第一選択薬はステロイドホルモンです。治療法は臓器の種類と重症度によって投与方法、量、期間、中止の目安などが異なります。また再発症例、難治化症例などでは免疫抑制剤なども使用されます。また心病変(特に完全房室ブロック)に対してはステロイド治療と共にペースメーカー装着が必要な症例もあります。
サルコイドーシスの大多数では、予後のよい病気で無治療で自然軽快する人もたくさんいます。しかし、肺、心、神経サルコイドーシスの一部の人では予後の悪いこともありますので、長期の綿密な観察(定期的な検査)が必要です。
[ 症状、ご相談内容 ] :
サルコイドーシスを患っており顔面にニキビ状の斑点が出、プロトピック軟膏塗布で消えましたが、両肺にまだ病巣があり、経過観察中で
す。目も緑内障に罹り左目に視野欠損があります。
不整脈は薬の服用では治らずシベノール、インデラルの服用を止めております。以上のような多様な病気を抱えており、当面は不整脈と、でき
ればサルコイドーシスを根治したくメールしました。是非お伺いしてご指導いただきたくよろしくお願いいたします。
当鍼灸院の返事:
当鍼灸院が開発した特殊な治療法で、治った感音性難聴の方がたくさん
いらっしゃいますので、心配ないと思います。
患者様の返事:
完治のお礼のメールを問い合わせ用のアドレスに送ります。
病院でサルコイドーシス と言われ、治る可能性は非常に低いと言われましたが、先生の治療23回で完治し、その後はすっかり元通りの
健康な状態が続いています。本当に嬉しく、感謝しています。ありがとうございました。
いろいろな友人にこの体験を話しても、皆一様に「サルコイドーシス は治らない」といい、とても驚きます。私は、先生に治療していただくことがで
きて本当にラッキーでした。ありがとうございました。
[ 症状、ご相談内容 ] :
神経サルコイドーシスにて現在ステロイド45mg/1日
リリカ75mg??2を1日2回ツムラ16を朝夕サインバルタカプセル20mg朝1回服用していますが痺れが強くて全身痺れてる状態です
先生はこれ以上することはないと言われてどうしていいのか困っています。なんとか痺れを改善したいので、相談にのって頂けないでしょうか
[ 症状、ご相談内容 ] :
サプリメントを服用してから僅か!一週間後に
顔に凸凹の湿疹が出始めました。
皮膚科の病院へは色々掛かりましたが、中々病名が分からず
一年前に医療センターで診察を受けその時にサルコイドーシスの診断を受けましたが、ステロイド軟膏を勧められましたが、敢えて使用を拒み
ました.最善の方法を伝授お願いします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
サルコイドーシスで左大腿後面のしこりに気付く。5月下旬に圧迫にて左下腿に激痛が現れ整形外科を受診、MRIにて多房性の膿砲性病変と医
者より告げられる。